2021/1/29 イメージできるホールド時間にする

4時間足が押し目を作るとき、15分足では値幅を伴った下げ方をします。そうすると、ローソク足が200EMAよりも下にくるので、15分足だとトレンドフォローに見えないです。この点については、Vol.1412でお伝えしました。

現在の相場で見てみましょう。
ポンド円の4時間足です。

移動平均線はパーフェクトオーダーで、明確な上昇トレンドです。そして、ABでは、ネックラインできれいに反発し、S波動が出ています。もし、AやBでロングすれば、かなりの利幅が稼げます。1日ホールドしただけで100pipsオーバーですから、理想的なデイトレードですね。ネックラインを下抜けた箇所で損切りすればいいですから、損益率もよく、現実的にエントリーできるポイントです。

では、ABの箇所を15分足で見てみましょう。

15分足だと、エントリーポイントだけ考えるとトレンドフォローではありませんね。むしろ、下げたときにロングするので、逆張りっぽくなります。ただし、4時間足では絶好な押し目です。トレードは、このマルチタイムフレームが本当に重要です。上位足の流れを把握していないと、絶対にAやBで「ロング目線」にすることはできないです。

AやBでロングしなくても、「ネックラインで反発した」という事実を確認し、15分足で上昇パーフェクトオーダーになったときに、初めてロングしてもいいでしょう。大切なことは、エントリーするまでのチャート分析ができているかどうかです。ABをおさえておけば、どこでロングしてもいいのではないでしょうか。エントリータイミングは、トレーダーごとにルールがあるはずです。「上げるならココから」というポイントがわかれば、損切りが決めやすいので、損益率が良いトレードが可能です。

とはいえ、理想はAやBでロングすることです。どちらも、ニューヨークタイムにかけて上昇しています。Bでは、反発したとき、「このあとニューヨークは上昇か下落か」と考えることが大切です。数時間ホールドするなら、数時間先をイメージします。このイメージが重要です。今から上がるか下がるかだけを考えるのではなく、ポジションを決済するときの状況をイメージしましょう。私は、デイトレードで3時間~6時間くらいのホールドが多いので、「次の市場でどうなっているか」をイメージします。欧州前半でポジションを持ったら、欧州後半からニューヨーク前半にどうなるかをイメージします。スキャルピングなら、今もったポジションが、数分から数十分先上がるか下がるかを考えます。何時間も先は考えません。

AやBでポジションを持つなら、その先、たとえば6時間後にどのようなチャートになっているかをイメージし、確率的にそうなりそうで、かつ損益率がいいならエントリーすればいいでしょう。ネックラインで反発したからエントリーするだけでは、根拠がうすいです。イメージができた方がいいですね。6時間なら6時間先に上げているかもしれない、というイメージをするといいです。ポジションホールド時間が決まっていないとできないので、あらためて、自分はどれ位のホールド時間が多いのか、考えてみてください。

あるときは15分足のホールド、あるときは2日間ポジションをホールドする、では統一性がありません。出口に関するルールがないのと同じです。まず、だいたいのホールド時間を決めた方がいいかもしれません。相場に合わせて「変幻自在にホールド時間をかえる」のが理想かもしれませんが、これは上級者でも難しいです。私もできません。時にはできるかもしれませんが、3時間から6時間という基本があるからこそ、たまに可能になるだけです。

このように、ポジションホールド時間をおおよそ決め、その間のイメージをしてみてください。イメージできる時間が、自分に合ったスタイルだと思います。

2021/1/28 逆張りスキャルピング手法

今回は「逆張りスキャルピング」の紹介で、手法の紹介は今回で最後です。
私のやり方は次の4つでした。

・スキャルピング(順張り)
・スキャルピング(逆張り)
・デイトレード(順張り)
・デイトレード(逆張り)

短期売買がメインで、その日のうちに損益を確定させるのが基本的なスタンスです。スイングトレードのように持ち越すのは、いまだ苦手です。損益変動が激しくなると、メンタルも揺さぶられるからです。ただ、デイトレードができるということは、スイングトレードもできますから、何年もかけて長めのデイトレードもできるように取り組んでいます。これは、今のようにチャートの張り付く生活から、チャートに張り付かないスタイルに変えていかないと、できないと思っています。今は、どうしてもチャートに1日中張り付けますから、「それだったら短期売買でいいじゃないか」という考えになっています。

いきなり売買スタイルは変更できませんから、いろんなトレードスタイルを取り組んでおくことが大切でしょう。あと10年ほどは、今の生活スタイルは続けるつもりです。

さて、逆張りスキャルピングを見ていきましょう。

書籍も出版していますし、動画などでも説明していますから、エンベロープを使った5つのゾーンはご存じかと思います。

しかし、最近の相場では、エンベロープに到達することが激減し、シグナルがありません。そのため、エンベロープだけではスキャルピングになりません。逆張りスキャルピングは、エンベロープが主体だと思われるのですが、主体はラインです。エンベロープはあくまでも参考であり、大事なのはラインを引いて値幅やサポート、レジスタンスでの反転を狙うことです。書籍を購入された方ら、よく「エンベロープのシグナルが少ない」という質問を多くもらいます。エンベロープに限らず、特定のインジケーターに頼ってしまう手法は、機能する時期とそうでないときの差が激しいので、おすすめではありません。このインジケーターが無ければトレードできない、というやり方では、トレードで勝ち続けることはできませんから、注意してください。

近年はボラティリティが低いので、下記チャートのように、チャネルラインを引いて値幅を達成したときに逆張りで入ることが多いです。このとき、ポイントは、「トレンドの出始めで逆張りしない」点です。トレンドの第一波は、どこまで進むか分かりませんから、逆張りはトレンドにさからうことになります。第一波がでて、そのトレンドの値幅の基準ができますから、第二波→第三波というイメージができて、ようやく逆張りができます。

トレンドの出始めで「レンジ幅の2倍」を逆張りの目安にすると、トレンドに逆らうことになるので注意してください。狭いレンジ幅で値幅取る時は、Aのように、3倍や4倍が目安です。

次のチャートのように、押し目をつけて陰線がでれば、それが第一波になりますから、値幅が取れます。空間ポケットができれば最もわかりやすい押し目、戻りです。その場合は、2倍の値幅で確実に逆張りできます。サイト右上の検索ボックスで「空間ポケット」を検索してみてください。

クロス円を見るときは、ゾーン③④⑤でトレードしています。

ただ、ボラティリティが低い時期あと、動くときはいきなり動きますよね。急騰や急落し、そのあと膠着してトレンドが終わってしまうパターンです。ですから、相場が動いたからといって、下記チャートのように第一波もわからずに、手が出ないことも多いです。「第一波でトレンド終了」の場合もあります。

相場は変化しますから、この先どんな相場でも、その時期に応じたやり方で利益を上げていく姿勢が必要です。一つの手法に固執するのではなく、スキャルピングとデイトレード、順張り逆張りを織り交ぜ、トレードしていきます。手法は、相場に対する「基本的な見方」であり、いわば、相場の知識です。事務的にシグナルが発生するものではありません。毎日相場は変わりますから、ラインの引き方が変わればトレード方法も変わります。柔軟に対応していきましょう。知識が少ない方は、まずは相場の仕組み、値動きの仕組みをよく理解してください。そうすれば、刻々と変化する相場に合わせて、トレードしていくことが可能です。

2021/1/26 順張りスキャルピング手法

私の手法をあらためて紹介しています。考え方だけ理解いただければ幸いです。それを、修正してトレードに活用してください。今回は順張りスキャルピングです。

順張りスキャルピングは、この1年から2年くらいでやり始めたスタイルです。ここ数年はボラティリティに欠ける相場なので、メリハリのある乱高下がありません。そこで、エリオット波動を意識して動き始めた方向へ、ついていきます。

次のチャートは、オージー円5分足です。
ジグザグで書いたように、短期トレンドが出ると、必ずN波動が連続します。

ネックラインを引き、どこで押し目や戻りになるか、気を付けています。順張りは、1分足と5分足の両方を見て、そのローソク足が陽線と陰線のどちらになるかを意識しています。5分足で陽線になると思えば、数秒ではイグジットせず、そのローソク足が確定するまでホールドします。

下記は、ユーロドル1分足チャートです。

短期トレンドが強いと、1分足でこのように移動平均線が戻りになって「3段下げ」があります。今回は4段下げですね。1段や2段で終わらず、3段はでます。ですから、移動平均線に戻った時に、さらにトレンド回帰するイメージができれば、5分足と組み合わせて利幅が稼げます。スキャルピングなので、何十分もホールドはしません。長くても、5分足が確定するまでの5分間です。そして、何度も売り回転売買できます。

1分足でも5分足でも、短期トレンドが出るとエリオット波動になります。アジア、ロンドン、ニューヨークのどこかで発生し、決して長いトレンドにはなりません。一つの市場で完結する短期トレンドが最近のマーケットです。

検索ボックスで、「順張りスキャルピング」で調べてください。過去の記事がたくさんでてきますので参考にしてください。

2021/1/22 逆張りデイトレード手法

今回は、逆張りデイトレード手法です。

逆張りといっても、トレンドに逆らうわけではありません。
トレンドが発生し、達成感が出たら反転を狙います。「トレンドが一時的に逆行する場面」ということです。「もみ合いになるポイント」、「これからレンジに入る時」です。

ポイントは、トレンドが反転する箇所を見つけることです。
下記チャートは、ユーロ円の30分足です。

Aでは、チャネルラインの2倍の値幅がでてヘッドを作り、ネックラインが引けますから、斜めと横にラインが重なる箇所です。ここを上抜けたので、下降トレンドが否定されるポイントです。このような、トレンドが達成されて何かしらのネックラインを上抜けたときに逆張りをします。

しかし、実際やってみると難しいです。

というのは、逆張り可能なエリアが少ないからです。下図のように、トレンドフォローのエリアは長いのに、逆張りエリアは最後の部分だけです。ですから、逆張りばかりを狙っていると、下げている最中にロングすることが多くなります。

また、リアルタイムで動ているチャートを見ていると、どこで値幅達成するのか(どこで反転するのか)見極めるのは、落ちているナイフをつかむようで、難しいです。下図を見てください。

横のチャネルラインで値幅は取れます。Aがレンジ幅ですから、この値幅が基準になり、2倍のBをがでました。反転を狙って1でロングすれば勝てますが、2や3は、トレンドに逆らってしまい負けます。Aで機能していた値幅は、2や3では機能せず、トレンドが加速しています。このように、値幅の取り方によって、トレンドに逆らうことになりますから、反転を見極めるのは難しいです。

デイトレードでは、トレンドフォローが基本で、逆張りはおまけのような形です。あくまでも、トレンドフォローができるから、反転するポイントもわかるといえます。これが、逆張りのデイトレード手法です。ただ、デイトレードをやるなら順張りも逆張りも、両方できるようになりましょう。トレンドかレンジかをイメージし、動きそうな方向へポジションを持つ感じです。

2021/1/21 順張りデイトレード手法

FXには、様々なトレードスタイルがあります。

私のようにテクニカルでトレードする人、テクニカルは気にせずファンダメンタルで判断する人など、さまざまです。勝てれば何でも有りの世界です。また、トレンドが得意な人や、レンジを舞台にするトレーダーもいます。テクニカルを見つつ、ファンダメンタルで流れを見てポジションを取るやり方だと、トレンドかレンジかに関わらずポジションを持ちます。これは、ディーラーに多いでしょうか。スイングトレードというより、ポジショントレードに近くなるでしょう。常にポジションを持っている人っていますよね。

さて、あらためて私の手法を4回にわたって簡単にまとめておきたいと思います。参考にしてください。

・順張りデイトレード
・逆張りデイトレード
・順張りスキャルピング
・逆張りスキャルピング

今回は、順張りデイトレードです。

一言でいうと、トレンド発生中に、15分足がパーフェクトオーダーになったらエントリーするトレンドフォローです。これだけなので、本当にシンプルです。

3日前の配信で、オージー円の4時間足を見ました。4時間足で押し目だと、15分足は上昇パーフェクトオーダーどころか、200EMAを大きく下回ります。ですから、4時間足と15分足の押し目は、移動平均線の環境は大きく異なります。3日前のオージー円を15分足で見ると、シグナルは次のチャートです。

エントリータイミングは、パーフェクトオーダーに回帰する場面で、カウンタートレンドラインを上抜けるポイントが多いです。カウンタートレンドラインが引けるということは、もみ合った証拠なので、もみ合いのあとのトレンド回帰になります。あとは、ダウ理論・エリオット波動・グランビルの法則を意識します。特に、エリオット波動でしょうか。上昇トレンドなら「Nの字」で上げていくイメージをして値幅を取ったりします。

4時間足の押し目のように、「底を拾う」ことはできませんが、パーフェクトオーダー回帰するまで待ってもデイトレードは可能です。4時間足の絶好の押し目は、15分足で見ると下記チャートの丸印みたいなポイントです。

安値を切り下げ、下降パーフェクトオーダーですね。シグナルと正反対ですから、私は「順張りのつもりで」エントリーはしません。もちろんスイングトレードで、4時間足で「押し目買い」をするなら絶好のエントリーポイントですね。これはトレードスタイルの違いになります。

テクニカルを使わないトレーダーなら、15分足で下降トレンドだろうが、それは「買い場」ですから、このような押し目でポジションをどんどん増していくかもしれません。やり方次第といえますし、自分が利益を上げればそれで充分です。

利益確定は、チャネルラインを移動して値幅を取るか、ネックラインにあたったときです。

以上が、デイトレードの順張り手法です。

何よりも大事なことは、決め事をすることです。ルールを決めているから、大損がないのでしょう。それが、継続的に利益を上げることにつながっていると思います。

2021/1/20 FXは勝てる資産運用

私がFXを始めたのは、20代半ばでした。

株の配当や、不動産の賃貸収入で不労所得を得て、「早期リタイヤ」できたらどんなに楽しい人生か、などと考えていましたが、そんなことは夢のまた夢でした。無一文から資産を築くには、起業してビジネスを拡大させるか、投機でひと財産稼ぐしか頭に浮かびませんでした。自分にできることは、会社から帰宅後の夜間に副業するしかありませんでしたから、FXがぴったり当てはまりました。

現在、早期リタイヤすることは、目標ではなくなりました。今は2棟の不動産を持っていますが、質素な生活をすればリタイヤできないわけではありません。ただ、貯金できないので資産は増えませんし、想定外の出費があるとキャッシュはなくなってしまいます。結局働かなくてはならないです。また、リタイヤしても「暇」だと思います。好きなことして生きていけばいいのでしょうが、本当に好きな趣味は、今からでもできます。リタイヤしなければできない趣味は、本当にやりたいことではないと思います。もちろん内容にもよりますが。

FXをしながら、自由に生きることができれば充分です。一人旅しながら、ブログやコンテンツを書いたりトレードしているだけで、楽しいです(本コンテンツも来週で終わりになりますが)。しかし、いつ病気やケガをするか分かりませんし、トレードの収入だけに頼るのは会社員よりリスキーですから、不動産投資もやっています。今後も、トレードで得た利益は、不動産の購入に充てる予定です。不動産投資は、少子高齢化を迎える日本では絶望的と言われますが、立地を間違えなければリスクは減らせます。J-REITの運用をしていたので、このあたりは理解しているつもりです。

血眼にならず、1日の資産変動に一喜一憂せず、長期的視野で取り組んでいくつもりです。また、SNSとは距離を置き、没頭しないことが重要です。ツイッターをやっていますが、フォロワーを増やすとか注目を浴びたいとか、トレード以外の承認欲求が出てしまうと、トレードに悪影響が出るでしょう。これは、皆様も注意してください。誰にも邪魔されずにトレードで利益を上げるのが、個人投資家の本来の姿です。

FXは、比較的短期間でコツをつかめます。これまでに書いてきたように、シンプルなテクニカル分析で自分だけのルールを作り、検証と改善を繰り返してください。FXは資産運用のひとつにすぎませんが、少額から大きく稼げること、夜間でも機関投資家と同じ土俵でトレードできること(むしろ夜間が為替市場の中心です)、レバレッジをきかせられるなど、副業でやるメリットはたくさんあります。焦らず、地道に取り組んでいってください。そうすれば、結果はついてきます。

ルールを作る取り組みをすれば、勝てるようになると思うんですよね。ただやっていないだけだと思います。ルールを作っても勝てないという方は、単なる知識不足によるものです。もし、自分がトレード手法の出版をするなら、一つ一つ丁寧に決めていきますよね。出版すつるもりで、決め事をすればいいだけです。それをトレードノートに書き込んでみてください。見違えるほどうまくなります。FXはリスクはありますが、勝てるか勝てないかといったら、勝てるものだと思います。本気でルールを作る姿勢があるかどうか、です。

2021/1/18 インジケーターの検証②

昨日は、RCIの検証について見ました。4時間足でネックラインを引き、N波動のプロセスとRCIのシグナルを重ねてみました。意外と良いシグナルを出しましたね。今回は、具体的なエントリーのタイミングを、15分足で測ってみましょう。

ネックラインとRCIのシグナルを、もう一度見てください。

※昨日と同じチャートに①~⑥の数字を入れました

RCIのシグナル(RCI-80以下)が発生している①~⑥でロングすれば、トータルでは勝てそうです。デイトレードのように数時間単位で細かく利益確定していけば、特に良さそうです。ちょうどN波動の押し目のとき、RCIのシグナルが出ているので、そこから上げる場面が多い印象です。

「なるほど、こういうときに入ればいいのか」となりますよね。「こういうとき」は、4時間足です。実際のエントリータイミングは、下位足でみていく必要があります。下位足は、1分足5分足15分足、何でもいいです。では、15分足で具体的に見てみましょう。

※下記、15分足が①~⑥の順番で、6枚あります。4時間足の①~⑥と同じです。

4時間足の①

4時間足の②

4時間足の③

4時間足の④

4時間足の⑤

4時間足の⑥

実は、4時間足のRCIのシグナルは、15分足では200EMAよりも下でロングすることになります。私が推奨しているデイトレードは、15分足でパーフェクトオーダーになったとき、です。ですから、15分足で上昇トレンドになっていなければなりません。上記のエントリーポイント①~⑥は、全て上昇トレンドが出ていません。むしろ、ローソク足が200EMAより下にあり、下げそうな雰囲気さえあります。①は、下降トレンドです。

ですから、これでは私のルール上、エントリーポイントにはなりません。しかし、4時間足の押し目でロングするとなると、こういう15分足の深い押し目でエントリーすることになります。また、実際にエントリーすると、かなりの値幅が取れます。

ですから、値幅を取るデイトレードをしようと思ったら、200EMAより下でロングしなければならないことがわかります。デイトレードというより、必ず翌日に持ち越すことになるので、スイングトレードですね。デイトレードにはなりません。ただ、これができるようになると、相当期待値が高いスイングトレードができると確信しています。パーフェクトオーダーになる前からポジションを持てれば、すごい余裕のトレードができますね。

押し目ができると、RCIは4時間足でシグナルが発生します。底でエントリーすることになるので、ものすごい利幅が取れることが分かりました。

デイトレードで、上昇しはじめてからパーフェクトオーダーになってエントリーするのも良し。底で拾って数日間持ち越してスイングトレードするのも良いでしょう。タイミング、利幅や損切り幅は、トレードスタイルによります。このように、勝てそうなポイントを探し、上位足と下位足をくまなく観察します。

2021/1/17 インジケーターの検証①

現在、インジケーターを検証しています。インジケーターだけで手法が完成することはないので、ゴールはありません。私はライン分析が主体なので、ラインといかに組み合わせるか、ということです。

インジケーターは、トレンド発生時に使った方がいいと思っています。相場には、トレンドとレンジがありますが、レンジの方が多いです。ですから、レンジにフォーカスした方がシグナルがたくさん出るのではないかと思いますよね。しかし、レンジだとしても、上位足ではトレンドの小休止にあたることも多いです。

たとえば、現在のドル円のように、日足で下降トレンドのとき、15分足でレンジだと、それはレンジではなく日足下降トレンドの小休止になるので、厳密には下降トレンドの最中ともいえます。そう考えると、相場のほとんどはトレンドの最中といえるかもしれません。定義は難しいですね。大事なことは上位足と下位足をセットで見ることです。

さて、インジケーターの話に戻ると、最近見ているのはRCIです。
トレンドが出ているオージー円の4時間足で見てみます。

11月から上昇トレンドが出ています。

RCIは、0~±100の間で推移し、売られ過ぎと買われ過ぎがわかります。-80を下回った時に「買われ過ぎ」と判断し、買い戦略を取るとします。そうすると、丸印の箇所が買いシグナルです。週一回くらいのペースでシグナルが発生しますね。しかし、全て勝てるわけではありません。含み損にならずに、+100pips取れたのは、3回だけです。123と数字を入れた箇所になります。

RCIとおりにエントリーしていたら、大雑把に言うと3勝6敗です。6敗の時の損切り幅によりますが、リスクリワードが1:2以上なら勝てることになります。利幅+100pips、損切り幅-50pipsでとんとんですね。オシレーター系のインジケーターだけでトレードするのは現実的では無いので、この結果が良いか悪いかは分かりません。

そこで、ラインを組み合わせてみます。

ネックラインを引くと、だいぶ印象が変わります。

さきほどのRCIと同じシグナルの場所に、矢印を入れました。ネックラインとRCIのシグナルを合わせると、RCIもそこそこ良いところでシグナルが出ていますね。

このように、主体とするライン分析に、どのインジケーターを組み合わせるのがいいかを見ています。シグナルが多いとダマシばかりになりますし、シグナルが少なすぎても、トレードになりません。これにマルチタイムフレームが加わるので、検証は楽ではありませんが、何か得るものがあればさらにスキルアップできます。日々トレードをし、並行していろいろ検証する作業は、勝ち続けるために欠かせません。コツは、必ずトレードと同時並行することです。検証する時期、しない時期を作ってしまうと、忘れてしまいます。常に頭の中にはいいアイデアがないものか考えることが必要です。最近検証していないと感じる方は、スキルアップがストップしている可能性が高いですから、注意が必要です。

Vol.1413 簡単なチャート分析方法

チャート分析では、エントリータイミングを見つけようとすると、難しいものがあります。まずは、大局を認識し、それから「どこでエントリーするか」のタイミングをはかっていきます。チャートを開いて分析するとき、シンプルに次の2つをやるといいかもしれません。

①トレンドとレンジを把握すること
②ストップロスを知ること

トレンドかレンジか、その日の目線が決まればOKです。横と斜めのラインを引きますが、どう機能するのかわかりません。そこで、ストップロスを調べて、それをネックライン代わりにします。そのストップロスで、価格がどう反応したのか、次の日にチェックしてください。これが簡単なチャート分析方法です。

結局トレードは、次の2つのポイントを見つけるだけです。

・価格が止まるポイント
・価格が動き出すポイント

相場の流れは次のとおりです。

・ストップロスに向かって動く→ストップロスで止まる
・ストップロスで止まっていた→ストップロスから動く出す

現在の相場で見てみましょう。

オージー円の4時間足です。

長らく上昇トレンドが出ており、今週はトレンドの小休止です。もみ合いなので、短期的には方向性がありません。これだけで、大局がつかめます。では、ストップロスがどこに入っているか、水平ラインを1時間足で引いてみます。

17時時点のヘッドラインでは、3本のストップが確認できました。JFXのニュース配信で見ています。今のロンドンタイムは下向きですから、80.20円で反発するかどうかがポイントになります。

トレードスキルを上げるために、あとは実際にポジションを持つことでしょうか。1000通貨くらいの極小ロットでいいので、ネックラインと見立てたストップロスで、実際にどう損益変動するのか体感することが大事です。これで、トレードが体感できます。

簡単なチャート分析は、数分もあれば終わります。とにかく大事なのは、どんなに時間が無くても、簡単でいいですからチャートを追いかけることです。そのためには、チャート分析が必要です。練習用にポジションを持つなどして、トレードに没頭しましょう。

2021/1/13 実践で大切な3つのこと

トレードで勝つには、とにかく実践が必要です。どんなに高度な知識があっても、実践で使わなければ忘れてしまいます。また、後付けのチャートで分析することと、リアルタイムで分析して未来の価格を予測するのは、大きな違いです。毎日トレードしてチャートを追いかけていかないと、利益を上げることはできないです。まっさらのチャートにラインを引き、予想するのは本当に難しいです。

インプットとアウトプットのバランスが大事です。基礎知識を覚えることで、トレードで使える引き出しが増えていきます。その引き出しを、実践で使います。インプットとアウトプットに関して簡潔にまとめると、トレードで勝つために必要ことは、次の3つです。

①引き出しの数
②中身の質
③引き出しの使い方

①引き出しの数

知識量のことです。

ビギナーから抜け出すには、まずは知識が必要です。本を読むのが一番いいです。自分は充分な知識があると思っても、数年で身につくものではありません。とにかく継続的に、書籍を読むしかないでしょう。毎日トレードしながら、本も少しずつ読む。これが大事です。知っていることがあっても、違う視点から書かれているなど、新たな気付きが必ずあるはずです。知識があるから勝てるわけではないと上述しましたが、あることが前提です。トレードで勝てない人は、やはり知識不足が大きいと思われます。引き出しの数は、どんどん増やしていきましょう。

②中身の質

引き出しの数を増やしても、中身がスカスカだと意味がありません。逆に、どこに何が入っているのか管理できなくなり、使いこなせません。それならば、数は少なくても、中身がぎっしりつまっている方がいいです。数を増やしながら、中身の質もあげていく。これが大事です。質を上げるには、トレードを実践することです。①で知識を増やしたら、使うものとそうでないものに分けます。①で取捨選択できるくらいに知識量を増やします。使うものでも、陳腐化しないように磨き続ける必要があります。そのためには、①の知識を増やす過程で、同じ知識でも違う視点から見るといいでしょう。そして、リアルトレードをすることです。

③引き出しの使い方

毎日実践することで、使い方を学べます。私が配信してきたのは、まさにこの「テクニカル分析の使い方」です。使うツールは、そう多くはありません。しかし、毎日チャートの形は違いますから、使い方も異なります。どう相場で活用するのかが、問われます。引き出しの使い方ができないと、トレードでは勝てません。トレードがセンスと言われるのは、この使い方の違いです。私が使っているのは、誰でも知っているインジケーターです。移動平均線とラインツールです。移動平均線が派生したエンベロープを使いますが、これも移動平均線からの乖離をはかるためですから、中枢は移動平均線です。

トレードで勝つには、①②③ができれば可能です。意識して取り組んでください。どれも怠らないことが大切ですから、トレードをやっている限り、①②③は磨き続けましょう。難しいことは必要はありません。シンプルに、毎日①②③ができたかどうか、自分に問いかけてください。

2021/1/11 現在のトレードモニター

毎日ストレスなくトレードするには、トレード環境が大事です。使い勝手が悪いツールでは、モチベーションも上がりません。いい仕事をするには、いい物を揃えた方がいいですね。最高の結果を出すために道具は必須です。ただ、高ければいいというわけではありませんし、高級なものは必要ありません。チャート分析や売買をしていて、ストレスを感じなければ問題ないでしょう。最低限のモニター程度でいいと思います。

現在の私のトレード環境は、下記です。
モニターは5枚です。

※左から撮影

※右から撮影

①~⑤のモニターは次のように使っています。

①1分足チャート(10通貨ペア)と売買画面
②ライン引きなどチャート分析用
③4時間平均足(10通貨ペア)
④15分足(5通貨ペア)
⑤15分足(5通貨ペア)

普段触るのは34インチ画面の①②です。
③④⑤は全く触りません。チャートを出しっぱなしにしています。手前のノートPCで、ネット閲覧やブログを書いたりします。

以前はモニターアームを使って上下二段にし、10枚位つかっていました。しかし、目線を上にやるのは疲れるので2年前の引っ越しのときにやめました。

あまり自慢できる環境ではありませんが、私はこれでストレスなくトレードできるので問題ありません。もう少しいいデスクにした方がいいのかもしれません。また、モニターも大きさを揃えるべきでしょうか。快適であることは確かなので、しばらくこのまま使いたいと思います。

2021/1/8 雇用統計を前に

本日は、2021年最初の米雇用統計です。

ドル円は、安値を更新するとV字回復する点については一昨日ふれました。昨日はニューヨークタイムに大幅上昇し、日足で見るとV字回復です。2021年はまだ1週間ですが、年初来高値です。

日足を見ると、これまで75EMAで頭をたたかれてきました。きれいにトレンドラインが引けますから、75EMAがレジスタンスになっています。104.50円が目先のレジスタンスでしょうから、トレンドラインと交わるところがポイントと見ています。雇用統計後に、来週1週間かけてどちらに進むかで決まるでしょうか。

ドル円以外でも、どの通貨ペアにする迷ってしまうほど、今週はボラティリティが高いですね。年初はボラティリティが高い相場になりやすいです。なるべく相場に参加したいです。

焦らずローソク足をゆっくり観察し、上位足と下位足をこまめに見る。大局と小さい流れを把握し、ラインを引きます。そして、ロンドンタイムだけ、ニューヨークだけ、という数十分から数時間の短期トレンドを待ちます。短期トレンドが出たら、第一波→第二波→第三波と進みますから、押し戻りをチェックして値幅を取る。順張りをするのか逆張りなのかを意識し、エントリーしましょう。トレードは、エントリーするまでのプロセスが大事です。準備不足にならないようにしましょう。

2021/1/7 オージー円の80%はレンジ

豪ドルが、2か月以上にわたり上昇しています。
オージー円の4時間足を見てください。平均足です。

チャート下部のRCIは、検証中で表示しているので深い意味はありません。価格は大きく安値を切り下げることなく、綺麗に上昇しています。ただ、トレンドが緩やかなので、どこで値が走り出しているのか、分かりにくいかもしれません。平均足だと、陽線が連続している箇所を見れば、トレンドと分かります。陽線が連続した箇所を、囲ってみました。

高値を更新したトレンドは、7つあります。どれも、陽線が10本前後とそろっています。1本が4時間ですから、10本だと40時間です。2か月でトレンドが出たのは7箇所で、1回のトレンドが継続した時間は、いずれも40時間前後です。あとはレンジということです。このトレンドのうち、約80%はレンジで、トレンドはわずか20%にすぎません。

これをどう捉えるかが大事です。

いつも上昇を期待してロングしていると、なかなか上げず、負けが多くなるのは必須です。レンジからトレンド回帰するまで待てば、少ないホールド時間で高値ブレイクした時の利幅が取れます。レンジは長いもの、と理解しているかどうかです。

通貨ペアとトレンドにより、波は違いますから全てのトレンドがこうなるわけではありません。しかし、トレンドは一瞬であり、レンジの方が長いのが分かりますね。私は、4時間足でトレンドかレンジかを観察し、パーフェクトオーダーが出ているトレンドなら、15分足でタイミングをはかってエントリーします。

今がトレンドかレンジか、という把握はとても大事です。全体に対してわずかしかない「利幅が出るトレンド」を取るためにも、レンジ相場をしっかり理解することが大事です。今回のオージー円のトレンドでは、トレンド2割レンジ8割です。

2021/1/6 安値更新後にV字回復する

ドル円は、戻っても頭を叩かれて下げています。ただ、安値を更新したからといって、そのまま暴落はしません。直近の下げ方を見ていると、安値更新すると、そのあと大きく戻す傾向にあります。

日足を見てください。

じりじりと下降トレンドを継続しており、下げても戻します。ただ、高値は切り上げません。1時間足を見てみましょう。

チャート右端の戻りが、おとといの相場です。安値更新しても、ニューヨークタイムにV字回復しています。5分足でも確認してみます。

ネックラインを下抜けたからといって、そのままS波動で下げていきません。ヘッドを出し、再度ネックラインの内側に戻ってきます。そうかと思ったらまた下げる。これが今のドル円の動きです。下げると急落がくるのではないかと構えてしまいますが、通常の下降トレンドとして捉えるといいでしょう。上げ下げの波を見て、振り回されないようにしたいです。

2021/1/4 トレードルールの具体的内容

トレードで成果がでないときは、ルールがあるか確認することが大事です。ルールを改善すれば成果は出るので、何よりもまずルール作りが必要です。ルールが無ければ、相場観でトレードすることになります。相場観では検証や改善ができません。勝てないルールでもいいですから、自分だけの決め事をする点については、これまでに述べてきました。

トレードルールは、つきつめると「なぜそこでトレードすると勝てると思うのかを説明できるかどうか」ではないでしょうか。もちろん説明する必要はないのですが、妥協せずに精度が高いトレードを行なうことが大切です。そのためには、具体的に次のような項目があります。

・どのチャートを使うか
・使うインジケーターは?
・期待値の高い通貨ペアは?
・どの時間帯でトレードするのか?
・エントリーのルール
・利益確定と損切りのルール
・値動きのイメージはできているか
・損益率はどれくらいを想定しているか
・取引枚数の根拠は?
・このトレードでリスクはどれくらいか?
・何連敗まで想定しているのか
・ポジションホールド中の行動は?
・トレード後の検証方法は何か
・他人に説明できるトレードか

これらを、「何となく」や「これまでの経験から」といったあいまいな答えではなく、「明確に〇〇だから」と答えられるべきです。上記項目は、いわば、トレードで勝つために考えておくべき項目です。どれかが抜けると、いずれそれが足を引っ張るようになります。私は、どの項目でも詳細に答えることができます。自分なりに考え方があるからです。勝てるかどうかは別として、自分なりに考え抜いたかどうかが大事です。

そして、テクニカル的に具体的なエントリー~イグジットのコツは、

①損益率を意識すること(利幅と損切り幅が2:1以上)
②値が走るポイントでトレードする
③値が止まるポイントでトレードする

この3つができれば、どの場面でも期待値が高いトレードができるでしょう。惰性や相場観でトレードしている方は、上達がとまるので危険です。ルールを作り、検証と改善を繰り返さなければなりません。改めて、自分がやっていることが無駄になっていないかチェックしてください。

あと、トレードノートを見返しましょう。何も書いてこなかった方は、これからやるべきことなど、ぜひ書き始めてください。

2020/12/27 2021年のボラティリティとリクイディティ

本年最後の配信です。

2020年は、新型コロナウィルスにより日常生活が一変しました。相場にも多大な影響がありました。2月には暴落があり、各国銀行が政策会合を緊急で行なって政策金利を変えるという前代未聞のマーケットとなりました。アメリカの雇用統計も、前代未聞の数字がでたのも印象的です。ブレグジットやアメリカ大統領選もこなしてきました。このような相場も、あと数日を終わろうとしてます。

そして、2021年に相場を動かす要因があるか考えてみると、あまりないように感じます。それは、ヘッドラインでもでてきたので、何かで読んだかもしれません。JFXのニュースをみてください。

長期トレンドが形成されるのは、各国の金利差によりますから、金利差がない現在はボラティリティに欠ける相場になると予想しています。ボラティリティが無ければ、リクイディティもなくなります。こういう状況では、突発的に動いてその後は狭いレンジに移行する、トレーダー泣かせの相場になりやすいです。

たとえば、1週間ほど強烈なトレンドが発生したら、そこから数ヶ月は極端なレンジ相場になるなど、安定とは程遠い相場です。なので、スキャルピングで毎日稼ぐと決め込んでも、仕事ができる日が少なくなりますね。久しぶりの仕事だと、ここぞとばかりにトレードして大負けするというパターンには注意が必要です。

動いたら順張りスキャルピングをし、オーバーシュートするならネックラインを引いて逆張りスキャルピングもやる。日々の売買は、デイトレードで安定して稼ぐのが妥当でしょうか。私はそんなイメージです。来年は、今年よりも乏しい値動きになる想定をしつつ、モチベーションをキープさせたいと考えています。何十年もトレードしていれば、動く時期、動かない時期が数年単位でありますから、今がどんな時期かを見極めることが必要です。生活を相場に合わせる柔軟性でしょうか。もちろん思惑通りにいきませんから、ハイボラティリティ、ハイリクイディティの年になるかもしれません。そうなればチャンスですから、心構えは持っておきたいです。

チャート分析やトレードルールの構築など、2020年はどんな成果があったでしょうか。少しの時間でもいいので、これまでやってきたことを振り返り、そして2021年にやりたいこと、やるべきことをノートに書き出してください。FXをやったことで、幸せな人生を送りたいものです。ゆっくりと考える時間もぜひ作ってください。

良いお年をお迎えください。

2020/12/25 ポンドはひとまず出尽くし感

昨日は、24時前に「英国とEUの通商協定が合意」とのヘッドラインがでました。合意期待からポンドは上げていましたが、Sell The Factの典型となりました。1分足を見てください。

合意がでた直後、1分もしないうちに急落ですから、出尽くし感があるのでしょう。日足を見ると、よくここまで上げてきたものだと思えます。

Aが直近の高値です。Aの上ヒゲもEU離脱関連でした。昨日は年初来高値をブレイクするかのポイントでしたが、合意報道で出尽くし、息切れ感がありますね。去年の12月から、コロナショックで暴落があり回りまわって1年後に同じプライスに戻ってきました。月日の経過を感じますね。

日足はネックラインを引いていますが、今週の窓埋めのプライスでもあります。1.3480です。急落があれば下抜けるでしょうが、通商協定が合意して材料難です。クリスマスですから参加者がいません。ポンドに限らず、年明けまで新たなトレンドはお預けになりそうです。薄い相場を狙ったしかけがあれば動くでしょうが、通常の相場ではありません。利益を出す相場は、今年は終わりかなと考えています。今日はプライスがありませんから、トレードはしない予定です。

素敵なクリスマスと週末をお過ごしください。

2020/12/24 順張りスキャルピング

スキャルピングですが、今年はエンベロープを使った逆張りよりも、順張りを多く実践しました。コロナショックの頃から順張りは推奨してきましたが、直近の相場を見ても、「短期トレンドが出るとじりじり進む」ことが当たり前になりました。

3月11日に配信したVol.1244で、順張りに強く触れています。1分足でじりじり相場を確信した、と書いていますが9か月経過してその考えは変わっていません。

昨日のポンドドル1分足を見てください。

1.3480のネックラインをブレイクすると、上げが加速しています。そろそろ下がるのではないかという相場観だけで逆張りショートすると、つかまります。逆張り目線がダメなわけではありませんが、順張り目線も持つことが必要です。どちらか一方ではなく、両方の目線を持つこと。もしくは、すぐに目線を切りかえてロングとショートをやる姿勢が必要です。

月曜日のオージー円も同様です。
1分足を見てください。

短期トレンドがでたら、その方向へ進みます。逆張りしていると損切りばかりですね。

1分足だけで順張りすると、今度は反転するのではないかと思い始めるのが人間の心理です。そんなときは、1分足だけでなく5分足と組み合わせ、5分足でローソク足が陽線か陰線かをイメージすると、長めの順張りができるようになります。5分足で陰線なら、1分足で陽線が出ても数分後には下落していますから、秒スキャルピングにならずに長めのホールドができます。

どちらにせよ、逆張りと順張りの両方のスキャルピングができるようになるのが理想です。オーバーシュートも取れる、押し目買い戻り売りもできる、反発・反落・ブレイクもOKというバランスのよいオールランドのスキャルピングを目指してください。

2020/12/22 ドルストレートを比較

月曜日のオープンは、ギャップダウンした通貨ペアが多かったです。しかし、昨日配信したあと、今朝のニューヨーククローズにかけて大幅に上昇し、窓埋めにいきました。窓埋めしたとみていいでしょう。窓埋めすると達成感があるので、徐々に相場の正しい方向性へ動いていきます。Y波動の一種でしょう。

通貨ペアごとに、微妙に環境が違うので、比較はしておきたいです。ドルストレートのチャートを見てみます。

まず、豪ドル/米ドルの1時間足です。

上昇トレンドの最中ですが、急落で安値を切り下げました。しかし、大きな流れでは、チャネルラインのいいところで反発しています。現在はAですが、ネックライン付近なのでわかりません。このあと、迷いながらも流れを出してくるまで待ちます。

ポンドドル1時間足です。

昨日はネックラインを大きく下抜け、今朝4時ころ急騰したようですが、ネックラインでぴったり止められています。1.3450~1.3480あたりが強いレジスタンスになるでしょうか。EU離脱の好材料がでれば、簡単に上抜けしそうですが。とりあえずはこのネックラインが意識されそうです。

続いて、ユーロドル4時間足です。

ネックラインを下抜けましたが、また上抜けました。豪ドルやポンドと違い、ユーロドルは上方向のままです。昨日の急落は押し目になっています。

最後に、ドル円の4時間足です。

103.50円を上抜けて、すぐ下抜けました。
結局、下方向のままです。

クロス円含め、各通貨ペアで比較し、やりやすい通貨ペアでトレードするようにしましょう。そのためには、まずネックラインを見つけることです。通貨ペアどうしを比較すると、チャート分析が深まり、よく考えるようになるのでおすすめです。

2020/12/21 先週の相場から変わりました

イギリスが、EUを完全離脱するまであと10日となりました。ニュースもマーケットも、かなり反応しています。ヨーロッパは新型コロナが拡大しており、ナーバスな状況ですね。

今日は窓開けから大きく動きました。トレードをやっている以上、このようなボラティリティおよびリクイディティが高いときに、しっかり対応できなければFXでは勝てません。

下記はポンド円の5分足です。

値幅が出るときは、必ず値幅達成します。それは当然なのですが、エリオット波動で3つの下落の波があります。そうすると、E計算の3倍がでます。

短期トレンドがでたときは、第一波や第三波で終わることはありません。第三波まででますので、意識しておきたいです。今週から参加者が少なくなり、荒い値動きがありそうなので、注意したいと思います。

相場の波が変わるとき、私は初日は負けることが多いです。今日も負けました。負けることで、これまでの波と変わったと実感します。負けたら1日で立て直し、新しい相場に対応していきます。

2020/12/20 OCOや逆指値の入れ方

エントリーしたあと、しばらくポジションをホールドしようとするとき、OCO(指値と逆指値)を

①「いつ」
②「どの価格に」

入れるか、迷うことがあると思います。

スキャルピングの場合は、ポジションを持ってからチャートを凝視しているので、成行で決済します。数秒から数分のトレードなので、成行注文が一番いいと思います。

デイトレードの場合、ポジションホールドが何時間にもなるので、常時ポジションを監視することはできません。そこで、OCO注文が役立ちます。

①いつOCOを入れるか

まず、成行でエントリーします。指値や逆指値でエントリーすることは、私はほぼありません。そしてポジションを持ったら、含み益が出るまでチャートを見ています。10分~30分くらいが多いです。含み益になったら、ひとまず安心し、そしてOCO(指値と逆指値)を入れます。OCOを入れたら、チャートから離れたりします。トレードルームにいても、別の作業をしたりチャートを見なくなったりするからです。

エントリーしてから含み益にならない場合、成行で損切りすることが多いです。含み益にならないということは、そもそもエントリーポイントが間違っています。損切りするときは、ポジションホールドが短い場合が多いです。

②どの価格にOCOを入れるか

ネックラインを、思っている方向とは逆にブレイクしたら損切りします。注意点は、真横のネックラインだけでなく、斜めのラインも活用することです。損切りポイントを一言でいうと、「ココを抜けたらイメージが否定される」箇所です。「ココを逆行したらやばい」ポイントを探しておき、そこを超えたら損切りするだけです。

それは、真横のラインや斜めのラインで見つけます。横のラインだけではない、ということです。

デイトレードでは、損益率を上げることが、何よりも重要です。利幅よりも、損切り幅が広くてはダメです。損切り幅よりも、利幅を広く取りましょう。

そのためには、エントリー前に、「ココを抜けたら損切りする」ポイントを見つけていなければなりません。根拠なしにエントリーすると、どこでOCOを入れていいか分からなくなります。

スキャルピングは、イグジットは感覚的な部分が大きいです。デイトレードは、感覚ではなくテクニカルでイグジットしなければなりません。OCOを活用して利益が出始めると、トレードが安定してきます。なぜなら、期待値に基づいた正しいトレードができているからです。ぜひ、エントリーしたあとはOCOを活用してください。

2020/12/17 様子見の方法は一つではない

目線を決めるとき、①上昇トレンド②下降トレンド③レンジ相場の3つに分類しています。また、同じ通貨ペアでも、時間軸によって異なります。たとえば、昨日配信した豪ドル/米ドルは、上位足では上昇トレンドです。しかし、トレンドが小休止しているとき、5分足や15分足ではレンジ目線のときが多くなります。

レンジ目線は、言い換えると「様子見」ですね。

トレードでは、様子見のときに2つの行動があります。

①ポジションを取らない

現時点でポジションが無ければ、新たにポジションを取る必要はありません。文面通りです。上下どちらかにブレイクしたらポジションを取ればいいですね。

②ポジションホールドしたまま様子見

ポジションをホールドしている最中にレンジ(もみ合い)になったときの場合です。目指すイグジットポイントまで到達しない、かといって、損切りポイントも到達しないので、ポジションはホールドしたままです。この場合、どうしますか?

私なら、いったんイグジットする場合が多いです。なるべくポジションホールド時間を短くしたいからです。ただし、そのままホールドするのも正しいと思っています。含み損ならカットすべきでしょうが、含み益なら、「イメージ通りに進んでいる最中」ですから、そのままホールドしてもいいですね。むしろ、イメージが否定されていないのにイグジットするのは一貫性が無い。という考え方もできます。ですから、もみ合い時は含み益のままホールドするのが正しいかもしれません。スイングトレードなら、小休止も想定内ですからホールドするのが当たり前なのでしょう。

「様子見=ノーポジション」だけでなく、「様子見=ポジションホールド継続」もあると認識しておきましょう。

私は、SBIFXトレードのメルマガを購読していますが、今朝のメルマガに、「ポジションはショート継続のまま」とありました。

そのユーロ円を見てみると、たしかにもみ合いですね。

4時間足です。

急騰した後のもみ合い期間で、どっちつかずです。

ショートポジションを持っていれば、上にブレイクしたわけではないのでポジションを切る必要が無いのでしょう。様子見=ホールドということです。

どちらが正解というのではなく、自分がポジションを持っていたらどうすべきか、を考えておくことが大事です。

様子見の場合、

ポジションを持っていなければ、しばらくノーポジションで良いでしょう。ポジションを持っていながらもみ合いに入った場合は、いったんイグジットする様子見と、ホールドしたまま様子見する戦略があります。デイトレードかスイングトレードか、このあたりのトレードスタイルにかかわってきます。また、デイトレードだとしても、含み益なら、イメージが否定されるまで何日もホールドする臨機応変さも必要です。

様子見の方法は、一つではないと認識しておきましょう。

2020/12/16 チャート分析は先回りしておく

12月に入り、ボラティリティは依然高いままです。通常だと、クリスマス休暇で機関の参加者が減るため、値が飛ぶかレンジか、極端な相場になります。今年はコロナ渦で、年末年始の参加者も値動きも全く読めません。自宅でトレードする機関投資家も多いでしょうし、どうなるでしょうか。真新しい材料が無いので、あと2週間今のままもみ合いで終わるのか、それとも新しい流れが発生して終わるのか、気になるところです。

今月強いのは豪ドルで、豪ドル/米ドルが上昇トレンドです。
日足を見てみましょう。

現在はBですが、Aと同じような上げ方をしてます。フィボナッチチャネルが引けて、上段にいます。これから下段へ下げるのかそれともさらに強い上昇トレンドになると、新しいトレンドラインになるでしょう。豪ドル/米ドルは、トレンドが出るととにかく安値を切り下げないのが特徴ですね。

4時間足です。

ポイントは、ネックラインを下抜けするかどうかでしょうか。ネックラインが安値切り下げの箇所になります。上昇トレンドではあるものの、上か下か分からない場合は、ストップロス情報を組み合わせるといいかもしれません。機関投資家がどう見ているのか、チェックしてみましょう。

狭い範囲で、上下にストップが入っています。

同じような見方をしているのでしょう。もみ合いが長ければ、そのあとのブレイクが強くなります。

ユーロ円も似たような状況です。

12月1日に高値ブレイクし、もみ合っています。

青い四角は、今月分です。こうしてみると、月末までにはどちらかにブレイクしそうですが、週足ではまだ2本しかできあがっていないので、年初までもみ合うかもしれません。

エントリーしていないときは、ラインを引いてチャート分析をする。「値が止まるポイント」「値が走り出すポイント」がどこか、探すのが基本です。毎日、意識される価格帯やラインは変わるので、先回りして考えておくことが大事です。動いたあとにあわてて相場をチェックするのではなく、動きそうなポイントを先にチェックし、実際にどうなったをチェックするようにしましょう。

2020/12/14 移動平均線に沿ったラインを引く

ラインを引く時は、移動平均線に沿って引くと、簡単に流れが分かります。トレンドが発生している通貨ペアだと、エントリーポイントまで絞ることができます。

上昇トレンドのオージー円を見てみます。
15分足です。

200EMAに沿ったラインですが、これ1本で流れが分かります。そろそろ下げるという逆張り思考に陥ってしまいがちですが、このラインより上にいる限り、天井をつかむためにショートするのは危険です。

現在は、小休止といえます。
下記のようにもみ合っていますね。

レンジのもみ合いではなく、上昇トレンドの小休止です。
4時間足だと、直近のもみ合い時間と値幅が同じです。

Cを上にブレイクすると、トレンド回帰ですね。Cは78.50円のネックラインを挟んでいるので、上抜けできないと、急落もありえます。トレードでは、結局はどちらに行くか分からないので、イメージをしてその通りなら利を伸ばす、イメージと違ったら早めに損切りするだけです。勝率は関係ありませんので、絶対に次のトレードで負けない、という意気込みをするとプレッシャーがかかるだけです。チャート分析をして、テクニカルに従って気楽にトレードしてきたいものです。

2020/12/13 順張りスキャルピングのポイント

1分足で、数秒から数分の順張りスキャルピングをやるポイントは、主に2つあります。

①戻り売り
②下げているときに売り

1分足順張りで稼げるときは、なんといっても短期トレンド発生時です。これについては何度も配信をしていますが、改めて見てみましょう。

先週金曜日のポンドドルです。

じり下げだと、逆張りをしても損切りばかりで難しいです。反転するローソク足を見極めなければならないので、確率を上げるのは至難の業でしょう。下げているときは、移動平均線もしくは逆のエンベロープにタッチしたとき(下げている時は上側のエンベロープ)が、順張りのポイントです。相場によってタイミングはかわりますが、基本はこの2つだと覚えておくだけで、かなり有利になります。

実際に、上記チャートでも、移動平均線やエンベロープに戻したポイントはショートで勝てます。全て勝つのは難しいですし、損切りはしっかり行う必要はあります。ただ、引き付けてエントリーでき、無駄なトレードが減るので期待値は高いでしょう。これが、戻り売りです。

次に、「②下げているときに売り」を同じチャートで見てみましょう。

じり下げ時に、ローソク足1本ごとにショートするやり方です。1本ずつでなくてもいいですが、じり下げをイメージできれば、戻り無く下げていくのでショートで回転させればかなりの利益になるでしょう。1分足と5分足を組み合わせ、5分足で陰線をイメージし、数分間ホールドするのも良いですね。

同じ場面の5分足を見てみましょう。

1分足だと陰線と陽線が混在しますが、5分足だと、短期トレンド発生時はあきらかに陰線の方が多くなります。16:30~19:00の間で、陰線21本に対し、陽線は8本だけです。5分おきにショートしても、確率的には勝てます。

順張りスキャルピングのエントリーポイントとして、参考にしてください。数をこなしたい方は、順張りで、ショートならショートを回転させるスキャルピングになろうかと思います。

2020/12/12 豪ドルのエントリーポイント

今週は豪ドルが強く、マーケットでも話題になっています。トレンドは、明確に上向きです。では、どのような場面で「買いポジション」を持てばよかったのでしょうか。

結果的に豪ドルは上げたのですから、利益が出れば、どこでエントリーしようが正解です。デイトレードをやる場合は、タイミングが重要です。「買ったら下がって損切り。そこが押し目となり上昇していく。またロングするも、下がって損切り。」このような天井つかみをするトレーダーも多いはずです。上目線は正しくても、タイミングが合わずに損切りばかりでは、トレードが嫌になってしまいますね。

オージー円で見ていきましょう。
日足です。

年初来高値が78.50円付近で、強烈なレジスタンスです。ネックラインを境にN波動がでています。今朝のクローズ価格が78.50円より下なので、いったん止まったでしょうか。

4時間足です。

2本のラインは、日足と同じものです。

短期トレンドでもN波動が出ていますね。下記のように値幅を取ると、E計算が出ていますので、値幅達成です。

どこでロングすればよかったのか、1時間足で見てみましょう。

損益率が抜群によく、期待値が高そうなポイントに絞ると、ABだと思います。どちらも、ブレイクした後にネックラインがS波動になり、かつパーフェクトオーダー回帰した場面です。ただ、どちらもネックラインを一度下抜けており、リアルタイムで見ている場合は注意が必要です。

Bのポイントを、5分足で見てみましょう。

ネックラインを下抜けたとき、「ブレイク失敗?いよいよ下がるのかな。」という考えが出るかもしれません。その可能性もあります。しかし、再度ネックラインを上抜け、上位足でパーフェクトオーダー回帰したら、トレンドの方向へ進む可能性がより強くなります。

ネックラインでピッタリ止まるものではありません。相場が迷っている時はネックラインをはさんで上下動するものです。これを認識しておくと、チャート分析の幅が広がると思います。

2020/12/11 相場は元のトレンドに戻る

ダウ理論にあるように、トレンドは、否定されるまで継続します。途中で大きく振れることがあっても、結局は元の相場に戻ることが多いです。これを理解していないと、目の前で乱高下するとどうトレードしていいか分からなくなります。

ユーロ円を見てみましょう。
4時間足です。

水平ラインを上にブレイクする直前、Aで、一度大きく下げました。4時間足だとたいした下げ方に見えませんが、リアルタイムで見ていると迷いが生じる下げだと思います。

1時間足で詳しく見てみます。

ネックラインにタッチして急激に下げたので、「これから下げる」と思ってしまいます。しかし、どんなに下げても安値を切り下げないのがポイントでしょうか。上にいくためには、一度助走をつけなければなりません。上にいくための下げになります。

結果的にブレイクしていますが、下降トレンドに転換した可能性もあります。Aを見ている時は、上下どちらの可能性も考え、「もしかしたら押し目になるかもしれない」と思い浮かべることが大事です。単純に、「ネックラインタッチで下げたから、もう下降トレンドだ」と考えてはいけないということです。

相場は、揺さぶりがあっても、結局は元のトレンドに戻る。この習性をわすれないようにしましょう。

さらに詳しく、15分足で見てみます。

Aで下げた後、パーフェクトオーダーに回帰したときに、Aが押し目だと気付くべきでしょうか(私の場合)。大きな流れが上昇トレンドであることが前提で、15分足でパーフェクトオーダーに回帰したら、そのままトレンドが継続するイメージが持てます。

トレードでは、2つの場面を探すことが大事です。
①値が止まるポイント
②値が走るポイント

パーフェクトオーダー回帰した箇所は、②の値が走るポイントです。

では、オージードルも見てみます。
4時間足です。

Aの箇所で、長い陰線があります。

ネックラインを突然下に割ったので、「もう上げない」と感じてしまう場面です。しかし、Aが絶好の押し目になって、上昇トレンドが継続しています。

Aを1時間足で見てみましょう。

Aで大きく下げましたが、トレンドラインがきれいに引けるほど、いい押し目になりました。

このように、トレンドに反した揺さぶりは、押し目になる可能性も考えておきましょう。急落したから上昇トレンドが終了、という思考回路は危険です。その下げが、上げるための助走になるかもしれないです。安値を大きく切り下げるまで(トレンドが否定されるまで)、そのトレンドは継続します。

揺さぶりがはいったとき、注意して観察してください。

2020/12/8 過去の最大利益は超えられるか

私は、「なぜ以前よりロット数が少ないのか?」という質問を受けます。確かに、専業トレーダーになりたての頃は、100万通貨は当たり前で、相場が動けば400万通貨くらいは平気で張っていました。しかし、最近はスキャルピングで初期ロットは5万通貨~10万通貨で、動いたときで100万通貨以上張るのは月に1回あるかないか、です。半減どころか、10分の一くらいに減っています。月間利益も、10万~50万の間です。専業トレーダーになりたての頃の月間利益は、100万から良い時で400万でした。

「利益が減っていてぶせなは下手になった」と、言われることもあります。

これは、資金管理の一種であり、ロットを落とす理由は「過去の最大損失を超えないこと」を念頭に置いているからです。前提として、これまでにある程度の利益を確保しており、大負けさえしなければ「生活に困らない状況」ができています。これから資産を築かなければならない状況では無いからです。

ある程度稼いだら、次は長く生き残ることを考えています。FXの世界で、とんとん拍子で数年足らずで5億や10億稼ぐひとは、きわめて稀ではないでしょうか。宝くじに当たるよりも確率は低いと思います。なかには、それを実現しているトレーダーもいるのでしょうが、まさか、自分がそうなるとは思えません。だから、とにかく負けないことを前提に、生活費が稼げれば良いかな、という資金管理を(今は)しています。

リスクと取ってリターンを求める時期は、いずれまたやってきます。個人的には、子育てが落ち着いた後に、過去最大のリターンを狙いたいと思っています。ロットを張る時期、張らない時期を経験し、いずれ最大級のロットを張る。長い投資人生ですから、リスクの取り方に大小はあってもいいでしょう。過去の最大利益を更新するためには、それまでに過去の最大損失を超えないことが前提になってきます。

攻めか守りか、とも言えます。

今が守りの時期なら、次は攻める時期がやってきます。自身の状況に合わせ、決して他人と比較せずに資金管理を決めることが大事です。

2020/12/5 ユーロとポンドの差

昨日の雇用統計後は、ニューヨーククローズにかけてドル買いになりました。ポンドは、23時からロンドンフィックスにかけて年初来高値を更新しましたが、クローズまで急落です。

これで、上ヒゲになりました。
日足を見てください。

「止まるならココで」というポイントで、しっかり止まりました。ただ、押し目をつけて再度トライする可能性もあります。どうであれ、ポンドドルの着眼点は年初来高値なので、監視しやすいのではないでしょうか。

ユーロは、昨日も配信したように年初来高値をすでに成功しており、ニューヨーククローズにかけて下落しても高値キープしています。

日足を見てください。

4か月かけて形成されたレンジ幅が400pips弱ありました。これをブレイクしたチャートです。

ユーロとポンドで違うのは、IMMのポジションの偏りです。ユーロは大幅に買い継続しています。一方、ポンドは買いも売りも偏りがなく、ニュートラルです。

IMMのユーロを見てください。

高値ブレイクし、買いも継続。
これは強そうですね。

上昇トレンドは、押し目をつけたら「買い」を入れるのが一番楽なトレードです。トレンドフォローは利幅が取れるので、リスクリワードが良くなります。あとは、エントリーするタイミングが合えば、勝てるでしょう。問題は、このタイミングです。「上がるならココから」というポイントを、(私の場合は)15分足で見つけていきたいと思います。

通貨ペアごとに、大局の把握は行なっておきましょう。

2020/12/4 ユーロドル年初来高値

ユーロドルが、年初来高値更新をしています。
日足を見てください。

1時間足だと、下記になります。

ポイントは、ネックラインでS波動になっている場面でしょうか。ここで反発したので、年初来高値をしたのでしょう。絶好の押し目になりました。私が今週ポジションを取っているのはポンドドルです(ポンドドルも年初来高値)。ユーロドルのS波動地点に着眼できなかったのは、反省点です。テクニカルで判断してトレードしていれば、大負けはなかった場面です。リワードに対してリスクが少ない場面でトレードするのが大事なので、勝て「そうな」場面なら、エントリーすべきですね。

さて、ユーロが買われるとドルが売られてドル円も下がるかもしれません。ドル売りとユーロ買いのどちらが強いか分かりませんが、ドル買いが入ってもドル円は104.75円あたりでピッタリとめられています。

4時間足です。

安値側も103.65円で反応しているので、雇用統計後の来週以降、下抜けるか着眼したいと思います。そして、下げるにしても、現在の相場は急反発することがない相場です。じりじりと下げるので、スキャルピングだと順張りが有効でしょう。昨日の相場で強く感じました。

1分足を見てください。

逆張りだけでトレードしようとしても、反転をピンポイントで見極めるのは難しでしょう。下げ始めたら、トレンドの従って順張りのショートをするのがよさそうです。迷ったら移動平均線にそってトレンドラインを引く。これが基本です。短期トレンドでも、最終的にはN波動になりますから、その短期トレンドの値幅やトレンドラインの角度などから下げをイメージし、順張りをしたいと思います。トレンドの出始めは何もヒントが無く、順張りとはいえスキャルピングは難しいです。ある程度トレンドが出てラインが引けたらチャンスです。

今日は、雇用統計が22時半に控えています。

来週から流れが継続するか、変わるのかに注目したいです。

 

2020/12/2 移動平均線に沿ったライン

クロス円が上昇傾向です。
ポンド円とユーロ円が顕著でしょうか。ユーロ円を見てみましょう。

日足です。

5度目のトライで、昨日のニューヨーク後半にAをブレイクしていました。日足だと、Aの右ショルダーを上抜けただけであって、ヘッド(年初来高値)がレジスタンスです。ただ、5回も頭をたたかれたポイントなので、昨日のブレイクは勢いがあったようです。

Aを15分足で見てみます。

ローソク足の高値と安値を起点にし、「トレンドライン」を引くのも良いですが、昨日の動画で説明したように、移動平均線に沿ったラインを引くのも有効です。上記は25EMAに沿って引いてます。

そして、次のチャートは75EMAに沿ってラインを引いています。

25EMAだとラインの数が多いですが、細かい動きが分かります。一方、75EMAの方は、ラインが少なく見やすいと感じるかもしれません。どちらがいいかは人によると思います。いろいろと試してみることが大事です。ここから、チャネルラインに移行してみたり、ライントレードをやることも可能です。

上記のように、「ローソク足を突っ切るライン」も引けるようにしておくといいです。相場は斜めに動いていますので、斜めのラインを抵抗なく引けるようにしましょう。

2020/11/30 検証する内容

これまでの配信で、「とりあえずルールを作る」ことと「毎週検証して改善をする」とお伝えしています(Vol.1387など)。検証する内容でおすすめなのは、以下の項目です。

①損益率(平均勝ちpips÷平均負けpips)
②勝ちトレード平均ホールド時間
③負けトレード平均ホールド時間
④プロフィットファクター(総利益÷総損益)
⑤勝率
⑥最大利幅のトレード
⑦最大損切り幅のトレード
⑧連勝数
⑨連敗数

あとは、通貨ペアごとに算出するとなお良いです。これをやると、全トレードのうち、利益をもたらしているトレードは意外と少ないことに気付きます。また、利幅が取れたトレードがよく目立つなど、癖が分かってきます。そして、毎週やっていると、ある程度勝ち方や負け方が同じことに気付くはずです。違うトレードをしているつもりでも、同じトレードになってしまうものです。

①損益率および⑤勝率を出せば、破産確率がはじき出せます。バルサラの破産確率については、Vol.278で書いています。拙著「最強のFX15分足デイトレード」の208ページ~212ページで、さらに詳しく書いてますのでお手元にあればご確認ください。

大事なことは、自分のトレード癖を気付けるかどうかです。検証するには、同じルールで淡々と1週間トレードしなければなりません。途中でルールを破って感情的なトレードをしてしまうと、データが滅茶苦茶になるので検証ができなくなります。負けてもいいからルールを守ることが重要です。大前提として、「自分でルールを決めること」ですね。まずは、守るべきルールを作ることです。

上記は、数字で検証するものです。

これが終わったら、トレードしたものをチャートにプロットしていくつもりで、どうして勝てたのか、どうすれば負けなかったのかなど、テクニカルを検証していきましょう。数字で分析して癖をあぶりだすことと、チャートでテクニカルを検証すること。2つがあります。チャートのプロットは、私がブログでやっているような、トレードポイントに矢印を入れるなどする作業です。最初は面倒に感じるかもしれませんが、上記①~⑨を数字で出してチャート分析すると、自分のスキルを現実として受け止めることができます。ぜひ、お試しください。なお、①~⑨は例なので、これ以外にもいろいろ分析してみてください。

 

2020/11/25 マルチタイムフレームは基本

上位足と下位足をセットで見る「マルチタイムフレーム」は、トレードの基本です。しかし、目の前でチャートが動いていると、値動きにほんろうされてつい忘れてしまいがちです。

エントリーを考えるときは、上位足に対して順張りか逆張りかを認識しておくべきです。

ドル円を見てみます。
まず、5分足です。

Aは、昨日の19時です。

104.25円を下抜け、S波動が出そうですね。爆上げしたあともみ合っていましたが、104.25円を下抜けて、下げか加速しそうなポイントにも見えます。このとき、ショートポジションをとっていいでしょうか。私がショートを考えた場面です。

ショートする前に、5分足だけで判断するのではなく、マルチタイムフレームの考えに基づいて、上位足をチェックしてみます。

15分足です。

5分足のAは、Cの箇所です。

15分足では、そもそも下降トレンドではないですね(さらに上位足の日足や週足では下降トレンドですが)。15分足で下降トレンドなら、5分足も下降トレンド回帰する可能性があるので、ショートしてもいいでしょう。しかし、15分足の移動平均線の向きはバラバラでレンジ、200EMAがサポートになりますし、AB間のちょうど半値押しになります。半値押しだと、そこから反発して上げていく可能性もあります。

理由はどうあれ、5分足のAは、マルチタイムフレームの考えでは「絶好のショートポイントではない」ということです。上位足と下位足の方向性が一致していないからです。

エントリーをしようか迷うことは、1日に何度もあります。エントリーしたあとに、上位足を見てなかったということもあります。1日中トレードしていると、集中力が欠けているときも多いです。チェックが甘くなり、だらだらとトレードしているときもあります。その点、兼業トレーダーだと集中してトレードできるのではないでしょうか。

マルチタイムフレームは、トレードの基本なので改めて認識しましょう。スキャルピングもデイトレードも、上位足に対して順張りか逆張りか、必ず確認が必要です。スキャルピングは、翌日に持ち越すことはありません。デイトレードだと、上位足も下位足もトレンドフォローだと、利幅が期待できるので持ち越すこともあります。

2020/11/24 短期トレンドを検証

昨日は、23時45分から強烈なドル買いが出ました。
トレードを終えてすでに寝ていたので、私は見ることができませんでした。トレードできなくても、短期トレンドが発生したらすぐに検証をするようにしています。同じようなトレンドが、何度か続く可能性があるからです。短期トレンドは、その名の通り最新のトレンドを表しているので、同じ波がきたら次は乗らないといけません。

ドル円の1分足をみてください。

なぜドル買いが出たのか、ニュースはさかのぼって確認しましたが、よく分かりませんでした。ショートカバーでしょうか。テクニカル的には104.00円を上抜けたとき、ここからさらに上がるのか、それとも再度104.00円割れするのかがポイントでしょうか。トレードしていたら、ここはロングかショートどちらの目線か、迷っているでしょう。今回は、104.00円の上でもみ合いをしたまま、上げていきました。そうなると、上目線にすべきです。

次に同じような相場がきたときのために、「こうすれば勝てていた」という検証をしておくと、経験値につながります。

5分足で見てみましょう。

ドル円は25pipsごとに節目があるので、104.25円と104.50円が次のネックラインです。5分足だと、陽線が続いていますね。スキャルピングするなら、5分足で陽線をイメージし、「5分後には上げている」「5分ホールドすれば含み益」という感覚でしょうか。上げ続けるときは、陽線が連続します。

ただし、1分足で見ると押し目を付けてエリオット波動を描きます。

第一波は取れなくても、104.00円を上抜けてからは、上目線で1分足のエリオット波動と5分足のローソク足陽線をイメージし、順張りの買いをすれば勝てそうです。イメージだけでもしておきたいです。短期トレンドが出たときに、毎回しっかり検証していれば、コツのようなものがつかめると思います。同じ波は二度とこないかもしれません。しかし、似たような相場は必ずくるので、いろいろな相場を頭の片隅に残しておきましょう。

2020/11/22 トレードノート&トレードルール

FXで、長期間にわたってコツコツと収益を出していくためには、トレードルールが必要です。暗号資産のように、上げるまで待つという長期投資とは違います。毎日の売買で利益を出さなければならないので、淡々とトレードできる決め事が必要になるのです。

そして、トレードルールを作るには、トレードノートが必要です。ノートには、自分がインプットした知識や、思いついたアイデアを書き留めておきます。ノートに書き留めておかないと、忘れてしまうからです。頭の中だけで整理してルールにするのは難しいでしょう。それができるなら、すでに勝てているはずです。きちんと言語化し、頭の中にあるものを書き留めておきましょう。

たとえば、私が着目している項目が100個あったとします。もし書き留めておらず、すらすらと100個言えるかというと、言えません。ノートを見返し、思い出しながらであれば100個言えるでしょう。その100個は、基本的なことなので、言われてみれば誰でも知っていることだったりします。しかし、数が多くなると、すぐに出てこないものです。

ルール化するには知識をフル活用しますので、すぐに見返せるノートが必要です。そして、3か月前のVol.1334でも書きましたが、ルールは勝てるものではなくてOKです。勝てるかどうかよりも、いかに早く作るかが重要です。ルール化して、週末に検証する。そして改善していく。完璧なものを作ってから動くではなく、動きながら良くしていきましょう。一つ言えることは、「完璧なルールは一生できない」です。だから、とりあえずルールみたいなものを作り、その通りにトレード「してみる」ことが重要なのです。それでようやく「検証」ができます。

時間ができたら勉強する。という言い訳と同じです。季節的要因がある仕事なら暇な時期がくるかもしれませんが、普通の仕事なら今動かないといつまでたっても時間はできません。少しづつでもいいので、今日からはじめることが重要です。

FXで勝つには、

①トレードルールが必要
②そのためにトレードノートを取る

という作業をしましょう。

私は、来年の前半(2月~5月ころ)に、2冊の出版を予定しています。
内容は、今回の内容と同じです。トレードルールをいかに早く作るかが大事で、ルール化するためにノートを取りましょう、ということです(スキャルピング版1冊、デイトレード版1冊)。みなさまには、この本が出る前に、ルール化して検証するというルーティンを身に着けていてほしいと思っています。3か月後には、何かしらある程度の形にできているといいですね。

私も同じで、検証してより良いトレードルールに改善していかなければなりません。Vol.1334を書いた3か月前から前進したかというと、恥ずかしながらできていないです。状況は、私もみなさまも同じです。お互い頑張りましょう。

2020/11/21 年足が5本連続陰線

チャート分析をするさい、1分足から週足まで見ています。ロイターのヘッドラインを見たら、「年足」を使っていました。ドル円は、5年連続で陰線になりそうだ、ということです。月足はたまに見ていますが、年足という概念がなかったので、少し驚きました。同時に、アナリストは長期目線でとらえており、私のようなデイトレーダーは先のことなど考えていないものだと実感しました。さすがに短期トレードで年足が役立つとは思えませんが。

ドル円の月足を見てください。

1から5の数字は、年度です。この部分が、過去5年間の月足です。MT4だと、年足が無いので表示できませんが、1から5を1本のローソク足にすると、全て陰線になるということです。

週足で見ると、下記になります。

2016年まで乱高下していましたが、2017年からは値動きも止まり、レンジ相場を形成しているのが分かりますね。次の大相場のサイクルはいつになるのか、待つしかないチャートです。FXを始める時期により、こんなにも違う相場になるのです。104.00円を下抜けて、徐々に下降トレンド回帰するのかがポイントになるでしょう。今週は104.00円を下抜けたままで終わりましたので、来週以降も私は下目線です。

まず大局の目線を決め、1日終わるごとに短期の目線を調整しながら舵取りしていくイメージです。ポジションを取るのはそのあとです。トレードして利益になるかどうかは、さらにその後です。いきなりトレードするのは、土地勘のない場所でいきなり飲食店を開くようなものです。まず土地勘を頭に入れ、どんな見込み客が想定できるか、段取りしてから開店するのが普通ですよね。トレードも同じです。

イメージできなければ、他の通貨ペアに移るなどしましょう。もしくは、ロイターのように年足を考えて、とても大きなマーケットの流れを考えるのもいいかもしれません。今週1週間で、マーケットに何が起きたのかを振り返るのもいいでしょう。何もしないで月曜日を迎えることがないようにすれば、問題ないでしょう。マーケットについて考える時間を作ることが大切です。

 

2020/11/20 一歩先を考えておく

昨日のポンド円は、三角もち合いをブレイクした直後でした。どうなったか、30分足で見てみましょう。

ブレイクしても、すぐにトレンドにはなりませんでした。上位足が下降トレンドではないので、ブレイクの信頼度が低いことは昨日書いた通りです。ただ、強烈な下降トレンドが出ていた可能性もありますし、後付けなら何とでもいえてしまいます。実際にチャートを見ている今現在、しっかり判断することが大事です。また、上位足と下位足を組み合わせ、マルチタイムフレームの考えは常に取り入れてください。

昨日考えていたことが、1日経過してどう推移したのか、答え合わせは忘れないようにしましょう。ポンド円だと、ショートしてホールドしていたら損切りです。様子見か、レンジ幅をイメージして回転売買できていればOKです。

ドル円がレンジだと、値幅は取れない相場です。

チャートパターンができる、ラインが引けるなど、待ちの姿勢が必要ですね。ニューヨークタイムにチャートパターンが出ました。

15分足です。

ポイントは、104.08円付近に、ネックラインがあると認識できているかでしょうか。このネックラインをはさんで、ダブルトップができました。現在は戻り途中なので、下降トレンドの最中にダブルトップやヘッド&ショルダーズができると、下げやすいです。

このチャートパターンができたのが24時頃なので、トレードする時間などのタイミングが合えばトレードできますし、合わなければできません。それは生活のリズムがあるので仕方ないですね。このようなチャートパターンが出るまで待てるか、ということが大事です。

なお、しっかりチャートを追いかけて観察していないと、チャートパターンはその場でなかなか気づけません。

1分足を見てください。

だらだらとトレードしていると、ネックラインで反応していると分からないと思います。ラインを引くなどして相場の先を行き、あとから相場が形成されて答え合わせをする、という姿勢がいいでしょう。できたチャートを後から見ているだけだと、利益になるポジションを取ることは難しいです。

「一歩先を考えておく」という心構えが必要です。

2020/11/19 見ている時間軸とポジション保有時間のずれ

ポンド円が、珍しく三角もち合いを作りました。
30分足です。

4日間レンジだったので、今日くらいは値幅出すでしょうか。移動平均線を見ると、パーフェクトオーダーが顕著になってきたので、少し下げる印象です。しかし、上位足を見ると下降トレンドというより、急騰時の調整にすぎません。4時間足を見てください。

137.60円あたりがネックラインで、ここを下抜けずにネックラインより上でもち合いを作っていました。上にブレイクしたらロングしたいと考えていましたが、動いたのは下方向でした。

デイトレードの場合は、上位足と下位足をセットで見て総合的に判断する必要があります。毎日チャート見ていると、毎日ポジションを持ちたい気持ちになります。株もバブル以降最高値を更新しており、為替市場と比べると、隣の芝は青く見えてしまいます。FXも、トレンドに乗れる通貨ペアがありません。

ドル円の短期下降トレンドはありますが、大きな流れが出るかどうかは分かりません。自分のペースで、見ている市場(ニューヨークならニューヨーク市場)でどちらに動くのかを予測し、コツコツとっていくしかないでしょう。数時間単位の短期トレンドは、毎日あります。大きく取ろうとせず、まずは今見ている短期トレンドがどうなるのか、予測と検証をしていきたいと思います。

あるときは長期で考えたり、あるときは短期でトレードするなど、時間軸がぶれると、迷いが出てきます。上位足と下位足を見るのは大切ですが、ポジションを持つ時間軸は、短期なら短期で数時間だけです。数日先のことを考えているのに、ポジションを持つのは数時間というのも変です。かりにポジションを持つのが3時間なら、極端に言えば3時間先までしか考えなくていいでしょう。そうでないと、疲れます。自分がトレードする時間軸にブレが無いか、確認しておきましょう。

2020/11/18 その時なにを考えていたのか

ドル円は、月曜日に新型コロナワクチンの期待で、急騰しました。しかし、すぐに下落。同じ材料では相場が動かないことが確認されました。

トレードでは、①予測をして、②答え合わせをする、という作業が欠かせません。予測したときに、答えが分かるのは後日になります。この復習をしっかり行なわないと、スキルは上達しません。「あのとき何を考えていたのか」を思い出し、「あのときどうすれば利益が出ていた」と検証する必要があります。これが、経験値と言われるものです。

今週のドル円を見てみましょう。
下記チャートは15分足で、月曜日の急騰したときの場面です。

ニューヨークタイムだったので、見ている方も多かったのではないでしょうか。ここまで上げると、このあと上昇トレンドになると思ってしまいます。しかし、大局を踏まえる必要があります。大局は、前回配信したとおりで、明確な下降トレンドです。

上げるかもしれない、でも下げるかもしれない。
考えても分かりませんから、ラインを引いて、節目をチェックします。

横と斜めのラインを引くのがポイントです。

今回は、下降チャネルラインを上抜けましたので、水平ラインがサポートラインになります(月曜日の時点で)。ポジションを持つのは、難しいかもしれません。チャネルを上抜けたので、短期の下降トレンドが否定されたからです。上か下か、分かりません。「様子見をする」、私はこのように考えていました。

では、その後どうなったか見てみましょう。
翌日(火曜日)の朝、下記のようになっていました。

ヘッドができ、チャネルの中に戻ってきました。こうなると、下降トレンド回帰がイメージできます。ただ、まだ分かりません。ロンドンタイムまで待ってみます。

ロンドンタイムになりました。
下記です。

水平ラインも下抜け、可能性としては、上か下かといったら「下の方が高い」場面です。結局、下記のAでニューヨークタイムにかけて、下落していきました。

ショートするのが正解でしたが、月曜日の急騰後にショートするのは、難易度が高いでしょう。もちろんショートしていた方は素晴らしいです。大局にたいして戻り売りなので、トレンドフォローになります。それを月曜日の急騰時にイメージできていれば、一番利幅が取れます。

大切なのは、あの時に何を考えていて、その考えが正しかったのか、それとも間違っていたのかを検証することです。そういえば、昨日のココはこのように考えていた。ではこう考えれば良かったのか、これを繰り返します。月曜日の急騰が、絶好の戻り売りだったのですから、上げたときに「戻り売りの可能性」をイメージできるのが正解でした。時間が経過するにつれ(昨日のニューヨークタイムまで)、戻り売りの可能性が高くなっていくのが、さらに正解でした。

15分足レベルで下降トレンドが出たら、次は上位足をチェックします。下記は1時間足ですが、トレンドではありませんね。移動平均線をはさんで2倍の達成をしています。

しかし、日足を見ると下降トレンドです。

高値と安値を、一定の波で切り下げています。

このまま下げると103.00円割れを目指すことになります。そうなると、安値の切り下げるスピードが早くなります。一方、戻り高値は105.00円あたりでしょうか。下位足を見たら、上位足を見て考える。そして、後日答え合わせをするという繰り返しです。

この検証をやっていると、どのような時にポジションを持てばいいか、分かるようになります。下降トレンドの最中に、急騰があると、トレンド転換と考えてしまいます。しかし、戻りを付けるとは、月曜日のような相場もあると頭に入れておきましょう。

2020/11/14 チャネルの中でおさまる

今週は、月曜日からドル円が250pipsも上昇しました。株も、バブル崩壊以降29年ぶりの高値でした。250pips上昇した月曜日は、ドル円の日足が大陽線となりましたが、コロナショック真っ最中の3月19日以来の上げ幅です。

日足を見てください。

3月のV字回復と違う点は、今は下降トレンドであることでしょうか。チャネルラインの中に月曜日の大陽線が収まっていて、結局火曜~金曜まで上抜けできずに、徐々に落ちてきています。

4時間足を見てください。

月曜日のような上げがあると、これから大きな上昇トレンドがくるのではないか?と考えてしまいます。結局はどうなるか分からないのですが、大局が下降トレンドですから、下降トレンドが否定されるネックラインを上抜けしない限り、ショート勢は絶好の戻り売りを仕掛けてきます。下降トレンドが否定されるネックラインは、106.00円あたりではないでしょうか。10月の最高値です。また、チャネルラインも上抜けします。

4年前のトランプラリーでもあったように、「ここを上抜けたら下降トレンドが終わりそう」というネックラインを上抜けたら、一気に急騰していきました(大統領選直後からの上昇トレンド)。ただ、大統領選の前は下降トレンドでしたので、ここから急騰など分かるはずもありません。トレーダーがすべきことは、節目となるネックラインより下ならショート目線、上抜けたらロング目線にすることです。

予想するのではなく、ポジションを取って利益を上げるのが仕事なので、目先の小さな流れに惑わされないようにしたいです。

2020/11/13 トレンドと逆側のローソク足を見る

上昇トレンドのとき、ロングして損切りとなり、そのあと上昇してしていく。このパターンはよくあります。チャート分析および目線は合っているのに、トレードでは勝てないという悔しい場面です。

その一部を見てみましょう。ポンドドルの30分足です。

ABCDEと、高値ブレイクしたポイントです。
前日の高値をブレイクした箇所だと、そこからトレンドが強まってさらに上げていくイメージをするかもしれません。しかし、ABCDで高値ブレイクしてロングすると、ことごとく負けています。唯一、Eだけがきれいにブレイクしていきました。

これがトレードの難しさですね。

下記チャートのように、全体としては、上昇トレンドが発生しています。トレンド方向へポジションを持つにしても、高値でエントリーしてしまっているということです。

では、どうすればトレードで勝てるでしょうか。
チャート分析も、ロング目線も正しいなら、勝っておきたいですよね。

まず、「高値ブレイク」だけにとらわれず、横と斜めのラインを引くのがおすすめです。下記のように、ココを下抜けたらトレンドが否定されるラインを引いておきます。

斜めのラインを引く時は、移動平均線の角度に合わせるのがコツです。そして、高値側だけでなく、「安値側もしっかり見る」というのが大切です。下記チャートを見てください。

パーフェクトオーダーから、一時的に押し目をつけ、パーフェクトオーダーに回帰したときがポイントです。基本的なことですが、トレンドは25EMAと75EMAにのっていきますね。そのポイントを見逃さないということです。ABCでしょうか。ABCで全てロングして勝てるわけではありませんが、高値掴みにはなりません。「押し目からの上げはじめ」をとらえているので、損切りになっても少ないです。

このように、上昇トレンドは高値だけでなく、必ず安値側をチェックしましょう。安値を切り上げている、パーフェクトオーダー回帰した、25EMAと75EMAにのっているなど、安値側の見るポイントはひとつではありません。高値側だけ見ていると、ブレイクしたかしていないかだけにとらわれるので、危険です。

トレンドと反対方向のローソク足を見るようにしましょう。上昇トレンドなら安値側を、下降トレンドなら高値側を見てください。

2020/11/12 悪い状況をイメージしておく

私は、一か月ごとに、FXの取り組み方を再確認しています。

月のはじめに、前月のトレード内容を思い出し、「今月はこのままトレードしていいか」「間違ったやり方ではないだろうか」など、勝ちトレーダーのレールから外れていないかどうか、意識的に確認しています。

気を付けている点は、その月の月末、悪い状況になっていたらどうするか、先に考えておきます。最悪の想定をしておき、どんなに最悪の状況になろうが、想定内にしておきます。そうなったことを考え、それでも受け入れられるなら、トレードすべきであり、絶対に受け入れられないなら(たとえば1000万円の負けを計上する)、トレードすべきではないと考えています。最悪の状況は、一生に一度くらいは起こりえるものだからです。

良い状況、悪い状況をイメージしておき、良い状況になるように努力することが大事です。悪い状況を考えないのではなく、考えた上で想定内にしておくことでしょうか。

今月であれば、大統領選というイベントがありました。

月初は、このイベントで今年最高益を出すつもりでした。しかし、同じくらい(300万くらい)負けるリスクもあったので、そうなっても受け入れようと思っていました。今日まで、月間利益はプラスマイナスゼロなので、損はしていないものの、月初の希望はかなわずでした。

しかし、メンタルが大きく崩れることはありません。1日の中で冷静さを失い、熱くなることはあります。それが、翌日まで持ち越すことはない、ということです。絶対に勝つ、という意気込みだけで勝てるものではありません。投資の世界が、イメージ通りにならないのはご存じの通りです。何が起きても、想定内にしておくことが大事です。

現実に目を向け、全てを想定内にするために最悪の状況もしっかり考えておく、というルーティンを忘れないようにしてください。毎日、淡々とトレードしていきましょう。

2020/11/10 大相場で負けないスキャルピングを

昨日は、ドル円クロス円が急騰しました。

コロナワクチンの期待でリスクオンとのことですが、ファンダメンタルの材料一つでここまで反応するとは驚きです。経済活動が再開していることや、株式市場の過熱感から、現在がコロナ禍である意識が薄れていた気がします。半年前に同じようなワクチンが開発されたとのニュースが流れれば、相場が動いても対応できたかもしれません。

相場はいつ何のファンダメンタルでも動き得る、という点をあらためて認識しておきたいです。

スキャルピングでは、昨日のような急騰時に負けないようなトレードをしていれば、どんな相場でも勝てるのではないかと考えています。急騰や暴落時に勝てるようなトレードを心がければ問題ないでしょう。

では、どうすればいいか。

順張りをしっかりやることだと思っています。逆張りばかりやっていると、ローソク足1分ごとに「そろそろ反転か?」と期待してしまうため、胃がキリキリする思いです。しかし、順張りなら、落ちたら買うだけなので、スキャルピングしていて気楽です。もちろんどこまで上げるか分からないですし、いつ反転するか不安の中トレードしています。

下記、ドル円1分足はブログにものせたチャートです。

ネックラインを引きました。

104.50円、
104.80円、
105.00円、
105.50円、

ドル円は、この数字が節目となるので、見方が簡単です。ネックラインをブレイクすると、次の節目まで目指します。ブレイクすると、1分ごとに高値と安値を切り上げています。ですから、ブレイク後は、次のローソク足で少し押したら、ロングすればいいと分かります。そして、1分以内にイグジットします。これを繰り返すと、このような相場では勝てるのでしょう。節目にタッチしたら逆張りをすれば、ダブルで勝てます。

あくまでも理想ですが、大相場で勝てるようになると、スキャルピングでは負けなくなるのではないかと思います。ローソク足を1本ごとに観察し、どこでエントリーすれば勝てるのかを、各々で検証してみてください。私は、ブレイクした後の順張りが、基本であり、大事だと考えています。

さて、4時間足で見ると、チャネルラインおよび大統領選の高値であるネックラインで反落しています(ちょっと上抜けましたが)。

1日経過し、アジア→ロンドン→ニューヨークと3市場をまわりまわってどうなるか、今夜のニューヨークに注目でしょう。大局は、まだまだ下降トレンドで、昨日の急騰は戻りにすぎません。ニューヨークは値幅が出る想定で、振り回されないようにしたいです。

2020/11/8 大統領選の開票中が天底になった

大統領選が終わりました。ブレグジットの注目度は急激に下がり、今週は大統領選一色でしたね。ドル円とユーロドルは、11月4日の開票作業中が、目先の天底になりました。

ユーロドルの日足を見てみましょう。

ネックラインは、10/25のラインと同じものです。

一定のレンジ幅で動いていますが、大統領選の当日が週間最安値となり、急反発しました。このときは、下へブレイクすると思いました(今週ユーロドルはほぼトレードしませんでしたが)。

30分足を見てください。

IMMのユーロ買いポジションがたまっているので、ネックラインを下抜ければ、急落も起こりえる状態です。しかし、このネックラインは買いが大量に入ったのでしょうか、抜けてはならない価格帯のようです。

ドル円は、ユーロドルと逆です。
11/4の開票作業中が最高値で、そこから急落です。

4時間足チャートです。

IMMは、円買いが継続しています。
チャートも、下降トレンドのままです。

FOMCや重要指標と同じように、イベント当日ではなく、イベント翌日からのトレンドが重要です。現在は、トレンドに乗ることを念頭にトレードした方がいいでしょう。基本は順張りで、オーバーシュートしたら逆張りも取り入れるのがおすすめです。

2020/11/6 パーフェクトオーダーがそろう

日経平均が29年ぶりに高値を更新しました。コロナショックからV字回復し、大統領選の直後にこうなるとは、想像もつかないですね。私は長期投資で株を買っていますが、J-REITが中心なのでそこまでの恩恵はありません。含み損益はプラスですが、配当目的なのでたまに価格をチェックする程度です。

楽しいのは、やはりFXの裁量トレードです。ドル円が動き出しています。

週足以下、日足→4時間足→1時間足→30分足→15分足と3本の移動平均線が全てパーフェクトオーダーです。下記は30分足ですが、104.50円割れも戻り売りが強いです。

5分足では、きれいに高値を切り下げたチャートです。

今日は雇用統計もあるので、かなり荒れるかもしれません。他の通貨ペアも、昨日から15分足レベルでトレンドが出始めているので、マーケット全体がようやく動き出した印象です。機関投資家はあと1ヶ月で年末年始の休暇に入るので、この1ヶ月で売買が膨らむ気がします。ドル円は、ニューヨークタイムの急落に注意でしょうか。ただ、ふたを開けたらレンジ相場で、肩透かしを食う結果になることも考え、ボラティリティばかりに期待しないでおきます。

重要なことは、テクニカルでトレードすることです。上記5分足のように、高値と安値の切り上げ切り下げが目で見て分かるチャートがきたときに、しっかりポジションを持つことでしょう。「かもしれない」という予測でポジションを取るのではなく、「切り下げた」「切り上げた」という事実を確認してからポジションを取ると、無駄なトレードを防げます。

スキャルピングの場合なら、目先の数分間で、上がるか下がるかを明確にイメージできた時だけ、エントリーしましょう。これは自分にも当てはまるので、しっかり心に留めておきたいと思います。一昨日の私のように、動くと予想して1日100回とかトレードしても、結局期待値が高く無いのでトータル負けることになります。回数ではなく、根拠を2つ以上見つけた箇所だけでトレードすることでしょう。

ドル円のように、パーフェクトオーダーがでていると斜めのライン(トレンドライン)がたくさん引けるので、根拠もみつけやすいです。たくさん引き、経験値につなげてください。

裁量トレードは、喜怒哀楽がジェットコースターのように変化します。勝てばうれしいですし、ちょっと負け込むとすぐにメンタルは崩れます。いろいろありますが、裁量トレードこそ投資の醍醐味です。クリック一つで資産が大きく変動しますから、恐ろしいことは確かです。ただ、パソコンやスマホがあればどこでもできるので、もはや生活の一部です。何とか成功できるよう、お互いがんばりましょう。

2020/11/5 結果出ず相場は迷い

大統領選は、明日以降に持ち越しとなりました。相場も気迷いでしょうか。主要通貨ペアは、全てY波動になって方向感が出ていません。ドル円の30分足を見てください。

アジアタイムで高値更新したあと、ロンドンで安値更新して反転、移動平均線近くまで戻しています。典型的なY波動で、方向性がない相場です。選挙結果が出れば多少動くのでしょうが、今回の大統領選における為替市場は、「インパクトがない相場」で終了しました。値幅は確かにありますが、「過剰に反応した経済指標」と同じレベルでしょう。コロナショックのあとの低ボラティリティが解消されるかと期待していましたが、そうはなりませんでした。11時から12時にかけての105.00円ブレイクは、いよいよ流れが変わると考えた時刻でもありました。戻り売りも想定しなければなりませんでした。

予想通りにいかないのが相場ですね。改めて実感しました。明日以降は、何も期待せずに淡々とテクニカルでトレードしたいと思います。

日足を見ると、気になる上ヒゲになりました。
パーフェクトオーダーをキープし、104.70円~80円付近がネックラインです。

1時間足も見ておきましょう。

今日の高値が105.50円を上抜けできなかったので、チャネルラインで高値切り下げとなりました。ただ、移動平均線を見ると完全にレンジですね。日足は下降トレンドなので、下落の波にのまれるのかに注目でしょうか。何も無ければじりじりと下げる印象を受けます。そうでなければ、上昇する材料が必要です。どちらにせよ、1時間足で移動平均線が傾くまで、待ちたいと思います。

2020/11/2 ドル円はまた上昇するか

大統領選の投票が、3日の日本時間深夜からスタートします。2016年の大統領選のスケジュールと同じだと、開票は4日の午前8時ころから始まり、昼頃に情勢がおおよそわかり、夕方には判明するのでしょう。相場はどう動くのか、楽しみにしたいと思います。

2016年は、トランプ氏が勝つとドル円は暴落、クリントン氏が勝つと上昇というマーケットのシナリオがありました。実際、開票日の午前中はトランプ氏が有利となり、暴落しました。そのときのチャートを見てください。

2016年11月9日の1時間足です。

午前中の4時間で400pips下げ、今度は昼から急騰。そのまま上昇し続け、1ヶ月で1200pipsの急騰となりました。

下記、当時の4時間足です。

まさに、「Sell the fact」の相場です。

相場は何が起こるか分からないことを実感しました。トランプ大統領になっても、私はドル円はさらに下げるものと予想していました。実際は逆に上昇です。テクニカルで判断するので、予想はしても、ショートしていたわけではありませんのでトレードは勝てていましたが。ここで学んだのは、やはりテクニカルで判断すべきことです。

2016年11月9日配信したVol.501では、しっかりとテクニカルで判断しています。

自分の予想と、テクニカル分析が同じ方向になることはありません。正しいのは相場に基づいたテクニカルであり、バイアスがかかった自分の予想は単なる勘に過ぎないです。だから、テクニカルでトレードすべきなのでしょう。

為替は、予想するのはOKですが、実際にエントリーするなら、テクニカルで行なうべきです。明日、相場はどうなるか分かりませんが、テクニカルでトレードするようにしたい思います。どの通貨ペアが、上下どちらに動いても大いに結構ですが、膠着したまま動かない相場だけは勘弁してほしいですね。とはいえ、何が起きてもそれが相場であり、感情を入れずにトレードする姿勢が求められる週になりそうです。

2020/10/30 大統領選を控えたドル円

本日は、月末のロンドンフィキシングです。フィックスが25時なので、24時~25時のポンドには注意でしょうか。あと、昨日のECBとラガルド総裁の会見で、ユーロが下落しています。ユーロは、IMMのポジションの傾きがあるので(10/25記事参照)、いつ動き出すのか注目しています。「ユーロ売り」になれば、結構な勢いで下落するのではないかと思います。それが「いつ」かは分かりません。

さて、昨日はドル円が104.00円手前まで落ちました。
それから、珍しいV波動が出ています。

1時間足を見てください。

Aが104.00円ですが、下抜けさせたくない機関がいるのかV波動が出ました。チャネルラインの上限まで一気に戻しています。これほどのV波動は、最近は無い気がします。これで、104.00円は強烈な節目であると確認できましたね。来週は大統領選ですが、ショート勢の機関投資家は、104.00円下抜けを狙ってくるでしょう。

とりあえずは、このチャネルラインで変動しそうなので、チャネルを上抜けたらひとまず上でしょう。チャネルラインの角度が緩やかで、N波動もきれいとは言えません。あまり下降トレンドの力も弱いので、ドル円は大統領選の4日まで様子見の予定です。

ただし、ボラティリティは高まっています。

これまでよりも、値幅があります。先週から短期下降トレンドが出て、揺り戻しが100pips前後なので、振り回されないようにしたいです。ドル円の大局は下降トレンド、そして、先週から短期トレンドも下向きです。下落基調のまま大統領選に突入するのかどうか、になるでしょう。

2020/10/29 5分足のスキャルピング

今週から、サマータイムが終了して1時間遅くなりました。ロンドンフィックスは25時です。MT4の時刻も1時間変更している業者がありますので、MT4でインジケーターを使っている方は、確認してみてください。

さて、ロンドンタイムはローソク足の切り返しがあります。
ポンドドルの今週の15分足を見てください。

ロンドンタイムに下に行くと見せかけて上へ、もしくはその逆へ進んでいます。特に昨日は、16時ころに最高値をつけ、切り返してサポートラインをブレイクし、最安値をつけました。

最高値~最安値をつけたのは、16:00~21:30頃です。1分足で見てみましょう。

いわゆる、短期トレンドですね。

エンベロープだけを使った逆張りしかしないと、トレードチャンスがありません。そこで、以前から伝えていますが、5分足を見て順張りのスキャルピングもやっています。トレンド方向へポジションを持つスキャルピングです。

5分足を見てください。

1分足よりも、ローソク足が少ないのでごちゃごちゃしていません。5分足だと、時間軸と同じようにポジション保有時間も5分とかになるので、決済したくなるのがデメリットでしょうか。ただ、数秒で決済する秒スキャよりも、数分間ホールドする分スキャの方が、今の相場ににマッチしています。

試行錯誤しながら、何とか「その時期に合った勝ち方」を身につけたいと思います。1分足と5分足をよく観察し、小ロットで毎日トレードしながら検証することが大切です。

2020/10/28 イメージ通りになったらエントリーしておく

一昨日の動画で、ドル円の大局は下降トレンドとお伝えしました。実際に下がったので、エントリータイミングを見てみましょう。

まず、1時間足にネックラインがあります。

ポイントは、Aでしょう。

ネックラインで反落しています。また、このチャートには書いていませんが、フィボナッチを引くと面白いので、お時間あれば表示してみてください。Aが絶好の戻りポイントです。ここでショートする気になれれば、チャート分析ができている証拠です。実際にショートするかは別問題です。「もしかしたら、戻り高値かも」という思考になれば、とりあえずOKです。

5分足で見てみましょう。

Aがヘッドになり、ダブルトップを作っていますね。Aは、月曜日のニューヨークタイムの22:15頃です。反落するときは、このような形はよくあります。5分足だと逆張りになりますが、1時間足やそれより上の大局は下降トレンドなので、決して逆張りではありません。ダブルトップは順張りで使うのがおすすめなのは、先日配信しました。

こういう大事な相場環境が認識できれば、あとはエントリータイミングのみです。

15分足を見てください。

火曜日にもチャンスはありました。

カウンターチャネルラインを下抜け、移動平均線はパーフェクトオーダーです。入るとしたら、Bあたりでしょうか。もちろんエントリーポイントに正解はありませんので、下目線ならどこでエントリーしてもOKです。ロンドンタイムには、一度戻りを付けますが、くるっと反落しています。ここが注意点でしょうか。

短期トレンドが出た後は、直近の安値となるネックラインを3つブレイクすると、止まるのが普通です。下記、30分足を見てください。

戻りをつけている最中にできた安値を3つ下抜けました。数時間の短期トレンドで4つ以上ブレイクするのは珍しく、ファンダメンタルで大きな材料がでたとき位でしょう。

目線のイメージ通りの相場になったとき、私が意識していることは、「損切りになってもいいからエントリーする」ということです。イメージ通りだと、損切り幅も明確になっているので、リスクリワードが良好です。テクニカル的に自身が無い場面だと、損切りが適当になったり、利益確定も値ごろ感になりやすいです。そうすると、リスクリワードが未知数になります。結果、復習もしにくいですし、改善点が見つけにくいです。

イメージ通りになったときにトレードしておくと、かりに負けたとしても、極めて検証しやすいです。リスクリワードをはじき出したうえでエントリーしているので、より細かく検証できます。つまり、改善点があぶり出せます。目先のトレードで利益を上げることだけでなく、検証しやすさも大事です。そのためには、リスクリワードも考えたうえでエントリーしましょう。勝ちトレードのなれば、それはそれで「勝ちパターン」を得たことになります。

だからイメージ通りになったら、とりあえず「エントリーしておく」ようにしています。