未分類

Vol.1017 EU離脱法案が否決

英国では、EU離脱法案が否決となりました。
ポンドは、「噂で売って事実で買う」値動きですね。

今年に入ってまだ2週間しか経過していませんが、ポンド円は年初来高値をついてきました(年初来高値という表現が正しいか分かりませんが)。指標やイベントで乱高下しても、「行って来い」「全戻し」があると、その乱高下はテクニカル的には無かったことになり、それまでの流れを踏襲します。

ポンド円の1時間足を見てください。

Aが昨年の最安値で、強いネックラインになります。

EU離脱法案の採決時は、このネックラインをはさんで上下動のY波動が出ました。しかし、移動平均線に変化はなく、ネックラインを上抜けています。Y波動が出る前は、パーフェクトオーダーです。

Y波動が出ても、パーフェクトオーダーのままなので、テクニカル的にY波動の意味はなく、それまでの流れ(今回はパーフェクトオーダーの出始め)を踏襲します。現状は、月足だと長い下ヒゲ陰線で、Aの価格帯のネックラインを下抜けていないことになります。

昨日の相場を15分足で見てください。

1時間足のパーフェクトオーダーは気付いていましたが、15分足でもパーフェクトオーダーを形成し始めました。

ポイントは、4か所の丸をつけた所です。
ローソク足では、高値でぴったり止まっています。黄色の丸の箇所です。しかし、白い丸の移動平均線(25EMA)は、右肩上がりになっています。これが17時ころです。また、25EMAがネックライン(1時間足のネックラインと同じです)を上抜けたので、方向性は「上」です。少なくとも、この時点で下落よりも上昇の方が、確率的には高いですね。そこで、17時以降は、上昇を予測してトレード開始することができます。

どんなトレードをするかは、次のステップです。まずは、流れをつかむ、というチャート分析が必要です。あと、大局を忘れてはいけません。15分足、1時間足では上昇トレンドですが、上位足ではどうでしょうか。

4時間足を見てみます。

ローソク足が3本の移動平均線にはさまれ、方向性がありません。

下位足(15分足、1時間足)と、上位足(4時間足)の方向が一致していませんので、15分足だけ見ていて上昇するからロング、というのは早とちりということになります。4時間足だと、ぐんぐん上昇していくポイントではないからです。

ただ、数十分から数時間のトレードなら、15分足でトレードすることはできます。たとえば、昨日の17時以降は上目線ですから、17時~24時のあいだで、上昇する箇所をロングしてトレードを完結させればいいですね。

ポジションのホールド時間と、下位足~上位足の環境を総合的に判断してトレードすればいい、ということです。やり方は無数にありますが、「値が止まるポイント」「値が走るポイント」を探すのが基本だと思います。そうなると、ラインを引くことでしょう。