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Vol.1045 トレンドラインが引けない場合

※少し長くなります。すみません。

トレード前にトレンドラインを引くのは基本ですが、時間軸において、引く順番はあまりこだわっていません。私の場合はどちらかというと、週足→日足→4時間足→1時間足・・・のように、上位足→下位足にはなっていますが。下位足→上位足でもいいと思います。上位足と下位足を交互に、何度も見ると思いますので、正しい順番はありません。

トレンドラインが引けないとき、引いたラインがしっくりこないときってありますよね。そのようなときは、上位足をみるようにします。

現在のユーロドルで見ていきます。
15分足です。

まず、ラインを引く時は、移動平均線、特に200EMAに沿って引くことが大事だというのは、何度もお伝えしています。200EMAはほぼ水平で、一方向へ傾いている箇所がありません。また、ローソク足が、移動平均線を何度も上下していて、レンジですね。これでは、トレンドラインを引くことはできません。

この時点で、今日トレードする対象から外れます。ただ、上位足をみて準備はしておきます。週足から見ていきます。

トレンドラインよりも、ヘッド&ショルダーズが最初に目に入ります。現在は、ショルダーとネックラインの間にいます。右肩下がりのショルダーなので、弱気です。また、下向きのパーフェクトオーダーになり始めたところです。これで週足は下目線です。

斜めにラインを引いたら、次は水平に引きます。斜めだけ、水平だけ、ではなく、斜めと水平のラインは両方引くようにします。

黄色のラインで何度も反転していて、ネックラインであることが分かりますね。そうすると、現在はネックラインより下にいますので、やはり弱気です。では、下目線だからショートするかというと、そうではありません。弱気だからといって、今日このあと下げ始めるわけではありません。

もし、上げるなら、急騰してもいい形です。

AとBは同じような形です。Bの左側のような下げがあると、それと同じ上げ方をするのが相場です。BのミニバージョンがAです。このような形もあり得る、というだけですが。(なべ底とはちょっと違いますが、Vol.751も参考までどうぞ)

話を戻して、現在の週足は弱気です。
次に、日足を見てみます。

まず、トレンドラインを200EMAに沿って引きます。
きれいに引けますね。移動平均線はパーフェクトオーダーで、三角持ち合いですね。直近の安値で何度も反発していて、サポートラインも引けます。斜めのラインと、水平ラインを引きました。

週足のネックラインがありましたが、これを日足に引くと次の場所になります。

ネックラインを挟んで、上下に相場が分かれています。今の相場は、このチャートが重要な気がします。現在は下段です。週足レベルのネックラインを中心に、今の流れが展開していることが分かります。これで、テクニカル的に重要なネックラインであることが把握できました。このネックラインは、価格でいうと1.1450~1.1500あたりです。強烈なレジスタンスラインになりますので、週足・日足レベルで弱気相場を終わらせるには、このネックラインを上抜けなければなりません。

では、1時間足を見てください。

1時間足だと、200EMAに沿って引くと上昇トレンドですね。さらに、チャネルラインが上段と下段に引け、現在は下段にいます。下段を下抜けると、週足・日足と同じ方向に向かいます。

ただ、すぐに下ではなく、ヨコヨコ相場も想定できます。その場合、次のように3つのボックスになります。トレンド回帰するには、まずは中段から下段へいく必要があります。

これらをふまえた上で、最初の15分足に戻りましょう。

トレンドラインは引けなくても、3つのボックスで待機することができます。1時間足のボックスとほぼ同じです。レンジのときにどちらに行くかを予想するのは無駄なので、上位足の流れを把握すれば、待機することができます。15分足だけ見ても、3つのボックスは意味を成しませんが、上位足の流れがわかっていると、待ちが意味のあるものになります。

帰宅してから、監視している通貨ペアをこのようにチャート分析していると、それだけで数時間経過して1日が終わってしまうので、トレード前に済ませておきたいですね。週末に戦略を立てていればベストですが、できなければライン引きはスマホでもできるので、電車や空いた時間にササっと引くのでもいいでしょう。目安は、1通貨ペア5分くらいでしょうか。今日やっておくと、明日楽になります。今日やらないと、明日は倍たいへんになります。おいつくのは、1日遅れて明後日になります(1日分の遅れを取り戻すには2日かかる)。わずかな時間でもいいので、毎日少しでもやることが大事です。