未分類

Vol.1059 他の市場は気にしない

私はブログや書籍でメールアドレスをのせているので、直接メールをいただくことが多々あります。そのほとんどが、質問やアドバイスくださいといったものです。中でも多いのが、他の市場の動向を為替トレードに活かすにはどうすればいいか、です。

他の市場とは、為替以外のことです。

・株式市場(日経、上海、ダウ、DAXなど)
・原油価格
・長期金利

などです。
つまり、ファンダメンタルのことですね。ファンダメンタルかテクニカルの両方か、それともどちらかでいいのか、ということです。

ファンダメンタルをトレードルールに組み入れることは不可能です。よほど金融市場に詳しいとか、アナリストの資格をもっている、機関投資家に勤めていた、などの専門性がないとファンダメンタルで予測することは無理です。むしろ、専門家でも通貨ペアの価格を予測するのは難しいのではないでしょうか。まして、個人投資家となると、トレードルールを作るために期待値を出さなければなりません。それができる可能性は限りなくゼロに近いと考えています。

トレードする目的は、利益を上げることですね。
この目的を達成するには、テクニカルで充分可能です。もちろん為替市場の変動要因は、ファンダメンタルの割合が大きいです。しかし、節目となる価格では、なぜかテクニカル的な動きをします。

テクニカルだと、ヒントがあります。
この後、上にいきやすいローソク足の形、下げるときにチャートパターンなど、何かしらの前兆があります。これがあるからルールが作れると思います。そうすると、「動く前に予測してポジションを持つ」必要が無くなります。第一波が出たあと、第二波や第三波でポジションを取ればいいのです。第一波で取ろうとするから、予想になってしまうわけです。第一波が出れば、チャートが形成されるので、その後の値動きでトレードしやすくなります。

これがテクニカルのメリットではないかと思います。
戦う土俵は、第一波ではなく、第二波や第三波だということは頭に入れておきたいです。FXはロットを上げるだけで利益が増えるので、第一波を根こそぎとる必要がない、というのもメリットでしょうか。

また、一時的にではなく、長期的に勝つのであれば、視覚的な情報が必要です。ファンダメンタルという目に見えない材料ではなく、(第一波で)動いた後のチャートの形が、(第二波として)目に見えるからルールが作れると思います。

他の市場動向をFXにどう活用するか、という質問に回答すると、

他の市場は見ない、通貨ペアのテクニカル分析に集中しよう、になります。あとは、ニュースのヘッドラインを軽く読み流して、後付けで情報を取り入れよう、ということです。相場変動の要因となったニュースは後付けでいいでしょう。

※あくまでも、私がFXで生計をたてるための考え方です。ファンダメンタルでトレードすることも可能ですし、テクニカルにおいてもやり方は無数あります。勝ち方のほんの一部として捉えてください。重要なことは、自分なりに断固たるルールがあるかどうか、ということです。