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Vol.211 スリッページ

今回は、業者リスクについて考えてみたいと思います。
実は、最近になってスリッページがとても気になっています。
いわゆる「スベリ」というものですが、スキャルピングをやるのであれば付きまとう問題です。
トレーダーとFX業者はほぼ相対取引になりますので、業者が好きなレートを提示しています。
株式市場であれば、あり得ない点です。株の価格が証券会社によって変わってくるなんて
絶対に無いですね。その点、株式市場の証券会社は100%仲介です。
手数料だけで成り立つ会社です。
FXは仲介どころか、全業者が違うレートを提示しています。
手数料がゼロですから、どこで利益を出しているか?という事ですね。
株式の証券会社は手数料商売、FXの業者は手数料ゼロです。
同じ金融市場で株と為替は密接な関係なのに、仕組みはちょっと両極端すぎますね。
気にならない範囲での差ではありますが、時には相場が薄い時や指標時は数pipsかわってきたり
一瞬だけ何十pipsもずらしてプライスを飛ばす事もやっています。
まず、FXはこんな世界であるという事を理解しなければなりません。
さて、気になっている点はスリッページなのですが、今週はある実験をしています。
どれだけスリッページが発生するかという実験なのですが、来週以降にお知らせ致します。
SBIからは毎日ニュース配信をメールで受け取っているのですが、今日来たメールは
まさにスリッページに関するニュースでした。
以下がSBIからきたメールです。
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 スリッページの取扱いに関する日次チェックと実績開示について 
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スリッページは、お客さまの発注時の価格と約定価格の差を指しますが、
注文の伝達に係る時間の経過等に伴い必然的に発生いたします。
従前より、悪意を持った取引業者がスリッページを悪用することによる、
お客さまが不利・取引業者が有利となる利益相反の構図は問題となって
おり、米国では取引業者に対して1,600万ドル規模の集団訴訟が起き、
罰金と返金が課される事例もありました。
この状況を鑑み、2013年8月、金融庁はお客様にのみ不利となる非対称
なスリッページの発生を規制しましたが、その取扱い方式については
各社任せとなっています。また、約定処理の方式やスリッページの発生
状況に関する開示義務もまだありません。
当社の取引システムは、注文が当社のサーバーに到着したときの実勢レート
で約定いたします。そのうえ、お客様のスリッページ指定幅を超過して
の約定は発生しない他、お客さまが有利となるスリッページは上限なく
有利に約定致します。
当社では、日次で全ての注文約定のスリッページの適切性についてチェック
をしており、その結果は月次で開示しております。加え、内部監査部門によ
り定期的な確認が行われています。
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SBIのニュースを受け取っている方はご覧になっているかもしれませんが、
こんなニュースをわざわざ送るというのも変な事態ですね。業界で何かあるはずです。
最近の法人のレバレッジ引き下げなども1社だけ行なうのではなく業界で行なっていますので、
リスク開示や取引環境の変更は業界で何かしらあったからだと思います。
スリッページの規制から2年が経過していて、2年というのも大きな変化になりそうな年月です。
何回かにわたってスリッページについてお伝え致します。
引き続き、宜しくお願い致します。
ぶせな