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Vol.597 IMMポジションその3

IMMのポジションについて、理解が深まったと思います。
次の外為どっとコムのページから、IMMポジションが見られますので、
ダウンロードしてみてください。
http://www.gaitame.com/market/imm.html
数字で具体的にみてみましょう。
「IMMyen」を開いてみてください。
①IMMデータ
重要なのは、投機筋のポジションでしたね。
LongとShortの差で、買い越しか売り越しか分かります。
上図では、11/29から差し引きがマイナスですので
売り越しているという事です。
間違えてはいけない事は、ショートの方が多いので、
ドル円をショートしていると勘違いしては駄目です。
IMMポジションの売りは、「円」単体の売り越しということです。
円を売っている、それをドル円のように2国間の通貨「ペア」
に当てはめると、円売り、つまりドル買いになります。
ドル円で、円売りドル買いだと、ドル円は上昇しますね。
つまり、ドル円のロングポジションになります。
少しややこしいですが、円一つの通貨で売り、2つの通貨「ペア」で
売りは、意味が異なりますので誤認識に注意しましょう。
IMMポジションの円売りは、ドル円ポジションの買いです。
(ドル円ではなく、円ドルという通貨ペアなら売りになりますね。)
11/29から売り越し(ドル円の買い越し)になっていますが、
チャートを見てみます。
ドル円日足です。
②ドル円日足0314
投機筋のドル円買い越しになった11/29から、その後のFOMCまで上昇しています。
逆に、11/9の大統領選から爆上げしているわけですが、
投機筋はドル円をショートが積み上がったまま11/29を迎えているので、
教科書的には損している投機筋の方が多かったという構図になります。
(正確には分かりませんが)
それだけトランプラリーは誰もが予測できなかったという事ですね。
では、現在のIMMポジションは、ドル円を買い越したままです。
チャートで見ると、ちょうど12月FOMCで爆上げした115.00円付近です。
今日は、この大きな節目を上下しているのですね。
ドル円は膠着していますが、価格的には重要な位置にあります。
上でも下でもなく、様子見に最適なポイントとも言えます。
では、投機筋のポジションこそ、相場の縮図であるか
確認してみましょう。
上図では、12月FOMCで「Sell the Fact」になったため、
11/29以降はそれほど含み益はありません。
それでも、大統領選以降、徐々にドル円買いに転じているので、
含み益である事は間違いありませんが。
大統領選より前のIMMポジションを見てください。
③IMMポジション
2016/1/5付近から、円の買い越し(ドル円ショートポジション)になっています。
覚えている方もいると思いますが、1年前のドル円は、
2月初めから大暴落しました。
チャートを見れば一目瞭然です。
④日足0314
投機筋がドル円を売り越してから、長期下降トレンドになりました。
投機筋のポジションこそ、相場の縮図というのが分かります。
ただし、投機筋が相場を形成しているという説明にはならないです。
トレンドフォローしているだけで、そこに投機筋も個人投資家も
関係ないといえばそれまでです。
一番シンプルに、トレンドフォローしているだけかもしれません。
投機筋こそトレードが上手なので、相場があとからついてきて
後付でその通りになっているかもしれませんね。
しかし、投機筋が外しまくるとは考えにくいです。
その意味では、とても参考になるデータです。
スイングトレードなら、コアとなるデータかもしれませんね。
松井証券では、IMMポジションを数字ではなく、図で示しています。
(提供元はセントラル短資です)
http://www.matsui.co.jp/market/fx/imm_position/
どんなトレードスタイルでも、中長期トレンドは把握した方が
良いと思います。
チャートに加え、IMMデータも参考になりそうですね。